21日、韓国・SBSによると、韓国政府による南北軍事会談の提案に対して、北朝鮮からの反応がなく、最終的に軍事会談の開催が中止された。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。資料写真。

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2017年7月21日、韓国・SBSによると、韓国政府による南北軍事会談の提案に対して、北朝鮮からの反応がなく、最終的に軍事会談の開催が中止された。

韓国政府は17日、北朝鮮の軍事当局との会談を提案し、協議の日程を21日としていたが、北朝鮮は何の反応も見せていない。国防部の文尚均(ムン・サンギュン)報道官は「北朝鮮が早急に我々の提案に応えるよう、もう一度促す」とし、軍事的緊張緩和と対話チャンネルの復元を求め、北朝鮮に再度返答を促した。文在寅(ムン・ジェイン)大統領が敵対行為停止の期日として提示した停戦協定64周年の27日まで、提案が有効ということだ。

SBSは「北朝鮮が軍事会談と赤十字会談の提案に無反応を貫いた場合、2会談を通じて『新ベルリン構想』(文大統領が7月6日にドイツで行った演説内容)実現の入り口を模索する政府の計画は、遅延が避けられないだろう」と分析した。

文大統領は7月6日、独ケルバー財団で行った演説で、「休戦協定64周年の7月27日を期して、軍事境界線(MDL)から敵対行為を相互中断しよう」と述べた。これと共に「『10・4首脳宣言』(韓国の故盧武鉉元大統領と北朝鮮の故金正日総書記が07年10月の首脳会談後に発表した8項目の内容)10周年であり、秋夕(旧暦の8月15日)の10月4日に、離散家族再会行事を再開しよう」とし、「これについて議論するため、南北赤十字会談の開催を希望する」と述べていた。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「会話をせずにどうやって解決するんだ」「戦争より太陽政策(北朝鮮融和政策)だ」「北朝鮮は、いずれ対話の席につくだろう」など、北朝鮮との対話路線を支持する意見が寄せられた。一方で、「北朝鮮が核を持ってしまった今、交渉してもどうしようもない」と、北朝鮮との対話に消極的な意見も一部で見られた。(翻訳・編集/三田)