全英オープン1日目 15番へ向かう松山

写真拡大

 ◇米男子ゴルフツアー 第146回全英オープン第1日(2017年7月20日 英国サウスポート ロイヤルバークデールGC=7156ヤード、パー70)

 全米オープンに続いて全英オープンでも「丸山茂樹メジャー基準」を連載する。米ツアー通算3勝を誇り、02年に5位に入るなど全英オープンでも活躍した丸山茂樹(47=セガサミーホールディングス)がリンクスでの戦いを解説する。

 松山が上々のスタートを切った。練習ラウンドでも調子が良かったし、やってくれそうな予感がしていた。その期待に応えるゴルフを見せてくれた。

 18ホールを通して安定感があった。ティーショットを左に引っかける場面もあったが、スイングのバランスは凄く良かった。

 やみくもにピンを狙うのではなく、入れてはいけないバンカーは避けるなど冷静なマネジメントも光った。もったいないパットもあったが、欲を言ったら切りがない。首位と3打差の12位は第1日としては良い位置だと思う。

 全英オープンは天候の変化との戦いでもある。練習日は晴れが続いてフェアウエーもグリーンも硬かった。しかし前夜の雨でコースコンディションが一変した。松山がスタートした午前中はフェアウエーもグリーンもソフトな状態だった。

 地面が硬いとヘッドがはじかれて振り遅れたような状態になりボールが右に飛びやすい。逆に軟らかいとヘッドの抜けが悪くなり左に引っかかりやすい。

 またグリーンが硬いと転がることを想定して手前から攻めていかなくてはいけないが、軟らかくなればピンをデッドに狙っていける。そうした変化にもアジャストしていた。さすがというほかない。(プロゴルファー)