カリフォルニア州ロサンゼルスにある「The 14th Factory」は、香港に拠点を置くイギリス人アーティストであるサイモン・バーチ氏による作品を展示するスペースです。ここに訪問したひとりの女性が、作品と共に自撮りしようとしたところ、展示しているアート作品をドミノ倒しで複数壊してしまい、なんと20万ドル(約2200万円)相当の損害を出しました。

Woman knocks over $200,000 worth of art trying to take a selfie

http://mashable.com/2017/07/13/14th-factory-selfie-art-fail/

The 14th Factoryは、香港に拠点を置くイギリス人アーティストのバーチ氏により考案されたアートプロジェクト。ロサンゼルス郊外にある3エーカー(約1万2000平方メートル)の使われなくなった工場用倉庫とロットを借り、バーチ氏と20人あまりのクリエイターたちがコラボレーションした作品を製造する工場として生まれ変わりました。展示されているのはインスタレーションや彫刻、絵画、パフォーマンスなどさまざまで、7月末まで開催されています。

The 14th Factoryの予告トレーラーも公開されており、以下から見ることができます。

The 14th Factory LA - YouTube

そんなThe 14th Factoryを訪れた女性が、アート作品を壊してしまい、20万ドル相当の損害を出したと報じられました。The 14th Factoryの運営によると、この出来事で3つの彫刻が修復不能なレベルで破損したそうですが、その他の詳細は明かされていません。

女性がアート作品をドミノ倒しにする瞬間は館内に配置されていたセキュリティカメラにバッチリ収められており、のちにLiveLeakやYouTube上に公開されています。

Selfie Domino - YouTube

画面右上にいる2人の女の子のうち、ひとりが展示をドミノ倒しにしてしまいます。



展示に背を向けてアート作品と一緒に自撮りしようとしたところ……



よろけて背中が展示台にぶつかり……



アート作品がドミノ倒しに。画面左端に映っている紺色のシャツを着た男性は「オーマイガー」といった様子で頭を抱えています。





展示を倒してしまった女の子の友達の後ろをスタッフが通っており、「なんてこった」と言わんばかりにお手上げポーズで展示に近づきます。



右端の展示は見事に全て倒れてしまっています。



展示を倒してしまった女の子が台を直そうとしたところでムービーは終了。



なお、アートプロジェクトの主催であるバーチ氏はこの件について自身のFacebookアカウント上でコメントを出しており、「女の子は友だちと来ていました。我々は来場者に気をつけるように注意を促していたのですが、その時はスタッフが他の人と会話しており十分な注意を払えていませんでした。女の子は展示エリアに入ってきて、展示されている王冠と自撮りするためにしゃがみ込んだのですが、足がもつれてしまい……後はご存じの通りです。我々は非営利団体なので多くのスタッフやセキュリティを雇うような予算は持ち合わせていません。(中略)彼女はとても動揺していたので詳細について明かすことはやめ、また、今回の出来事は明らかに事故であり彼女がまだ学生であることからも訴えは起こさないことに決めました。加えて、我々は非営利団体なので彼女を訴える余裕もありません。展示されていた王冠の多くは無事でしたが、倒されてしまった列にはナイロンや金メッキ、真ちゅう、花崗岩、大理石といった素材で作られた王冠が16個置かれていました。損傷したほとんどの王冠は修復したものの、修復中のものや傷を直せないものもあります」とのことです。

Statement from Simon Birch:

"The girl came in with her friend and, although we told everyone to be careful, the staff...The 14th Factoryさんの投稿 2017年7月14日