ボルボから独立したポールスター初の独自モデルは、600馬力のハイブリッド・クーペに
ボルボ・カーズは先月、同社のパフォーマンス部門「ポールスター」がグループ内の1つの独立したブランドになり、高性能な電気自動車に注力していくと発表した。今後はボルボのバッジが付かない、ポールスター・ブランドの新型車が登場することになるわけだが、しかし、その中身がどこまでボルボと共有することになるのかは不明だった。

自動車メディア『The DRIVE』の記事によると、ポールスター最初の独自モデルは、ボルボのブラットフォームをベースにしながらも、これに自由に手を加え、最高出力600hpのハイブリッド・パワートレインを搭載した2ドア・クーペになるという。そしてそのシャシーやサスペンションのチューニングは、ボルボやポールスターと同じ中国・浙江吉利控股集団の傘下に加わったロータスが手を貸すのではないかと『The DRIVE』では見ている。その発表は9月のフランクフルト・モーターショーになる可能性もあるとのことだ。

電動化への動きは以前から予測されていたことだ。Autoblogが3月のジュネーブ・モーターショーで、ボルボの元デザイン担当シニア・バイス・プレジデントであり、新たなポールスターのCEOとなるトーマス・インゲンラート氏にインタビューした際、ボルボとポールスターは今後、電動化の方向へ進んでいくと語っていた。ボルボもポールスターの独立を発表した際、同ブランドは「グローバルな電動ハイパフォーマンスカーのメーカー」になると述べている。また、今月初旬にはボルボが「2019年以降に発売される 全てのボルボ車にエレクトリックモーターを搭載する」と宣言したばかりである。

しかし、モータースポーツを出自とするポールスターは、例えばBMW Mと同様、これまでボルボのクルマに高度なチューンナップを施した派生モデルしか開発したことがなかった。独自モデルの製作は大きな挑戦になるだろう。だが、2010年にAMGが(メルセデス・ベンツ車をベースにするのではなく)設計から製造まで独自に行った「SLS AMG」を生み出したように、ポールスターもAMGと同じ道を目指していくことになるようだ。

By REESE COUNTS

翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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