夜空を染め上げる「天空のナイアガラ」

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荒川の両岸に会場を置いて、第64回戸田橋花火大会と第58回いたばし花火大会が同時開催。合わせて約1万2000発もの花火が打ちあがり、内容も恒例の尺玉や日本最高峰の花火師が手がけた芸術玉、妖怪ウォッチ花火、そして総延長700mにも及ぶ関東最長級の「大ナイアガラの滝」など見どころが満載。フィナーレでは、視界いっぱいに広がるワイドスターマイン「天空のナイアガラ」が夏の夜空を彩る。荒川河川敷のどこに陣取るかがこの花火大会のポイント。地元の人に調査して見つけた3つの穴場スポットを紹介!

【写真を見る】駅からも近い戸田側河川敷

■ 駅からも近い戸田側河川敷

戸田公園近くの戸田側河川敷は有料観覧席にも近く、土手部分は傾斜しており、遮るものもないので打ち上げ花火が見えやすい。ただし、最寄り駅がJR戸田公園駅なので大混雑は必至だ。現地へは余裕をもっていこう。草が多いので敷物は必須。仕掛け花火のナイアガラの滝はやや見えづらいのでご注意を。

■ 広々としたスペースの戸田硬軟兼用野球場

板橋側の戸田硬軟兼用野球場は会場の端にあたり、当日は特別開放され花火を鑑賞することができる。スペースも広く、打ち上げ場所付近より比較的混み合っておらず、17時過ぎに訪れても座って鑑賞できるほど。花火との距離も近いのも魅力だ。終了後は退場規制あり。

■ 会場西端の荒川戸田橋緑地

板橋側の会場西端は芝生が広がり、混み合っていないのでゆったり鑑賞できる。JR戸田公園駅・浮間船渡駅からはやや距離がある。

会場への鉄道アクセスはJR埼京線と都営三田線の2路線があるが、戸田公園駅、浮間船渡駅、西台駅は混雑し、行きは会場まで40分から50分程度かかる。西台駅の隣の高島平駅は比較的混雑が少ない。帰りも戸田公園駅、浮間船渡駅、西台駅は同様に混む。埼玉方面へは戸田駅まで、東京方面へは蓮根駅まで歩いた方がいいだろう。事前情報を踏まえて、スムーズで快適な花火鑑賞を!【東京ウォーカー編集部】