アトレティコ・マドリードが、チェルシーのスペイン代表FWジエゴ・コスタの復帰に向けて、先日獲得を内定させたスペイン代表MFビトロと同じ2段階移籍での迎え入れを画策しているという。

A・マドリードは現在、FIFA(国際サッカー連盟)から補強禁止処分を受けており、来年1月の移籍市場までは選手をチームに加入させられない。それゆえ、ビトロの獲得に際しては、まずはセビージャに契約解除に必要な違約金を支払って選手の保有権を獲得。新シーズン前半戦はローンによりラス・パルマスでプレーさせ、後半戦からチームに登録して起用するという作戦に打って出た。そして、この秘策をD・コスタに対しても採用する構えだという。

2014年夏にA・マドリードから加入したチェルシーでエースストライカーを務めて来たD・コスタだが、アントニオ・コンテ監督との関係が決裂。この夏の移籍市場では放出要員となっている。そして、チェルシーがこの度レアル・マドリードからスペイン代表FWモラタを獲得し、センターフォワードを確保できたことにより、移籍に向けた動きが本格化すると予想されている。

D・コスタに対しては、この夏の移籍市場で大型補強を敢行しているミランが、モラタの争奪戦に敗れた次の一手として、獲得に名乗り出ると見られている。だが、かねてからD・コスタに熱視線を送り続けているA・マドリードは、ポルトから獲得したポルトガル代表FWアンドレ・シウバの前線のパートナー確保に苦労しているうえ、FFP(ファイナンシャル・フェアプレー)も考慮する必要があるミランの状況に注目。イタリア紙『La Repubblica』によると、チェルシーからD・コスタの保有権を獲得し、前半戦はローンによりミランでプレーさせる方向で、両クラブと交渉に入るとのことだ。

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