インドの首都ニューデリーのサライロヒラ駅に停車した太陽光パネルが設置された列車(2017年7月18日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】インドは二酸化炭素(CO2)排出量の削減に向け、列車の屋根に太陽光パネルの設置を開始した。英植民地時代に整備された鉄道網を近代化する狙いもある。

 これまで車内の照明や扇風機、案内表示の電力源はディーゼルだったが、今後は太陽光がその電力を賄うことになる。

 太陽光パネルが設置された列車は首都ニューデリー(New Delhi)周辺の路線から導入され始めている。インドでは1日あたり2300万人が鉄道を利用している。

 インド鉄道(Indian Railways)の広報を担当するアニル・クマール・サクセナ(Anil Kumar Saxena)氏は19日、AFPに対し「今後半年の間に太陽光を利用する列車を少なくともあと4編成導入する」と述べた。

 こうした自然エネルギーを利用した列車を導入することで節約できるディーゼル燃料は、1列車あたり年間約2万1000リットルに上ると見込まれている。インドは化石燃料への依存度が高く、大量のCO2を排出しているが、太陽光パネルの設置でこうした状況が改善されることが期待されている。
【翻訳編集】AFPBB News