エルサレム旧市街を警備するイスラエル治安部隊の前で、イスラム教の聖典コーランを掲げながら抗議するパレスチナ人たち(2017年7月20日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ユダヤ教とイスラム教、双方の聖地がある中東エルサレム(Jerusalem)の旧市街(Old City)で、イスラエル当局が新たに導入した警備強化策をめぐって緊張が高まっている。イスラエルの警察当局は21日、イスラム教の金曜礼拝が開かれるのを前に、50歳未満の男性の旧市街への立ち入りを禁止すると発表した。

 警察の声明は「旧市街と神殿の丘(Temple Mount)への立ち入りは、50歳以上の男性に限定する。女性は年齢制限なく立ち入りを許可する」としている。

 イスラム教で「ハラム・シャリーフ(Al-Haram Al-Sharif)」、ユダヤ教で「神殿の丘」と呼ばれる聖地の近くでは14日、イスラエル人警官2人が襲撃・殺害される事件が発生した。イスラエルの警察当局はこれを受け、聖地の入り口に金属探知機を設置するなど警備を強化し、緊張が高まっている。

 パレスチナ赤新月社(Palestinian Red Crescent)によると、20日夜にはイスラエル治安部隊との衝突でパレスチナ人2人が負傷。このうちゴム弾に撃たれた2人が重傷となっているという。
【翻訳編集】AFPBB News