7月20日に行われた協定締結式のようす(写真左:吉田美喜夫 立命館総長、写真右:シャルル・コアントロ ル・コルドン・ブルー・インターナショナル アジア代表)

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 立命館とル・コルドン・ブルー・インターナショナルBVは、7月20日に教学提携に関する協定を締結した。国内の高等教育機関とル・コルドン・ブルーによる本格的な協定締結は日本初となる。協定により、国際的に通用する修了資格を取得できる実践的な共同プログラムを展開する。

 ル・コルドン・ブルーは、1895年にパリに創立された料理(カリナリーアーツ)とホスピタリティーの教育機関。世界20か国に35校余りの国際的ネットワークを展開し、日本では東京校と神戸校の2校でフランス・パリと同じ教育システム・カリキュラムを提供している。イギリスやスペイン、オーストラリアなど、世界各国において教学提携も結んでいる。

 日本国内におけるル・コルドン・ブルーとの本格的な教学協定の締結は初めての取組み。協定による共同プログラムは、2018年4月に立命館大学びわこ・くさつキャンパスに設置予定の「食マネジメント学部」において展開される。対象となるのは、食マネジメント学部生で1学年16名を想定。募集は入学後に行う。

 プログラムで学べる内容は、フードビジネスやホテル業界における経営やマーケティング、ル・コルドン・ブルー講師陣による調理技術・技法や食文化についての講義と実習など。ホスピタリティー産業界の企業視察や長期インターンシップも予定されている。受講生には立命館大学学士号に加え、国際通用性を持つ修了資格(ル・コルドン・ブルー ラ・フォンダシオン発行による「Advanced Diploma of Culinary Arts and Management」)が授与されるのが特徴。全世界に広がるル・コルドン・ブルーの卒業生ネットワークに加わることで、卒業時の進路の可能性も拡大するという。

 協定にあたり、立命館の吉田美喜夫総長は「食を新たな学問領域として切り拓き、食分野の教育研究の拠点となることを目指すとともに、包括的・総合的に学ぶことを通して、グローバルな諸課題を解決できる人材を育成したい」とコメント。ル・コルドン・ブルー・インターナショナル アジア代表のシャルル・コアントロ氏も「日本で『観光』とともに注目される『食』ビジネス関連のマーケットにグローバルなステージでの知見を活かし、次世代育成に貢献できることは非常に光栄だ。」とコメントした。 《リセマム 畑山望》