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伊豆急行と東京急行電鉄は21日、横浜駅にて伊豆観光列車「THE ROYAL EXPRESS」の運行開始記念イベントを実施した。「THE ROYAL EXPRESS」の初列車は横浜発伊豆急下田行で運行され、11時50分頃にJR横浜駅を発車。これに先立ち、東急東横線横浜駅に設置された利用者専用ラウンジ「THE ROYAL LOUNGE 〜YOKOHAMA〜」などもお披露目された。

「THE ROYAL EXPRESS」は伊豆急行の「アルファ・リゾート21」(2100系5次車)を水戸岡鋭治氏のデザイン・設計でリニューアルした8両編成、定員約100名の観光列車。外観は「ロイヤルブルー」を基調に、アクセントとして金色のラインを施し、インテリアは車両ごとに異なるデザインで「ゴールドクラス」(1〜2号車)・「プラチナクラス」(5〜8号車)・「キッチンカー」(4号車)に加え、展覧会・結婚式・会議などにも使用できる「マルチカー」(3号車)を設置した。運行区間は横浜〜伊豆急下田間とされている。

運行初日の7月21日、横浜駅では運行開始記念イベントとしてラウンジ・カフェの内覧会とオープニングセレモニー、続いて車両出発式が行われた。東急東横線横浜駅の南北連絡通路(地下2階)に設置された「THE ROYAL LOUNGE」は、「THE ROYAL EXPRESS」の運行日に「クルーズプラン」の利用者専用ラウンジとして使用され、旅の始まりのひとときに彩りを加える空間に。隣接するカフェ「THE ROYAL CAFE」は一般利用も可能だという。

この日は水戸岡鋭治氏もイベントに出席し、ラウンジにて利用者らを出迎えた。オープニングセレモニーで登壇した水戸岡氏は、初列車の乗客を前に「皆さんのために、可能な限り時間をかけて今回の車両をつくりました。皆さんのあたたかい気持ちをもって、がんばっているスタッフを応援しつつ、一緒に会話しコミュニケーションを交わしながら楽しい旅をつくってほしいと思います」と挨拶した。

セレモニーでは東京急行電鉄取締役執行役員 鉄道事業本部長の城石文明氏、JR東日本執行役員 横浜支社長の渡利千春氏も登壇。城石氏は「1周年を迎える『伊豆クレイル』(JR東日本)とも連携しながら、伊豆の魅力を発信する起爆剤として、より広い地域から多くの方々に足を運んでいただけるよう努力したい」と挨拶した。

渡利氏も「THE ROYAL EXPRESS」に試乗したとのことで、「これまでにない気品と特別感にあふれた列車。車内にはライブラリーからお子さまの遊び場まで設けられ、水戸岡先生の思いのこもった列車であると強く感じています。JR東日本としても、東京急行電鉄様、伊豆急行様、そして伊豆の地元の皆様と連携し、これまで以上に魅力を発信し、より多くのお客さまに伊豆エリアにお出かけいただけるよう努めたい」と述べた。

車両出発式はJR横浜駅7番線ホームにて実施された。11時26分頃に列車が入線し、水戸岡氏とJR東日本の渡利氏、東京急行電鉄取締役社長の野本弘文氏によるテープカットが行われた。列車は11時50分頃、JR横浜駅長・東急電鉄横浜駅長の2名による出発合図でJR横浜駅を発車。多くの鉄道ファンらも見守る中、伊豆急下田駅へ運行を開始した。

伊豆観光列車「THE ROYAL EXPRESS」は7月22日に伊豆急下田駅10時50分頃発・伊東駅13時50分頃着で運行予定。7月26〜28日も運行され、7月27日に再びJR横浜駅まで運行される予定となっている。同列車に乗車できる旅行プランは「プラチナクラス」への乗車と宿泊・観光を組み合わせた1泊2日の「クルーズプラン」、「プラチナクラス」「ゴールドクラス」「ゴールドクラス(ファミリーシート)」の3種類から選択できる「食事付き乗車プラン」を用意。現在は9月運行分の資料請求・申込受付を実施(7月31日まで)している。