夏ともなればデパート催事場だけでなく、いろいろな場所で開催される沖縄フェア。セブン‐イレブンもまた7月18日から31日までの二週間、「ハイサイ!沖縄フェア」を開催。そこで限定発売されるのが『マルちゃん 縦型ビック沖縄そば もずく天入り』だ。人気メニュー2つの合体は吉と出るか、凶と出るか。

■沖縄料理店で食べられる美味しい定番メニューといえば沖縄そばともずく天。のせて食べると、あれ!?

 

豚と鰹節のハーモニーがダシの特徴で、麺は細くて平たく白いうどんタイプ。ラーメンほどこってりしたくないが、うどん・そばでは物足りないという微妙な時に食べたくなる中間タイプの麺メニュー。とんこつラーメンでおなじみの紅生姜を投入して食べる、辛味にこーれぐーす(島特産の小型唐辛子を泡盛に浸けた調味料)やヒハツ(島コショウ)をふりかけて食べるのが大好きだ。

あと有名な料理といえばゴーヤやソーメンを使ったチャンプルーメニューがポピュラーだが、沖縄料理店で食べて結構感動しがちなのがもずくの天ぷら。サクサクの衣に包まれているが、中はもずくのツルツル・ヌルヌルという絶妙なバランスは、箸が止まらなくなるメニューの一つである。

その人気者二つを合体させてしまったのが東洋水産『マルちゃん 縦型ビック沖縄そば もずく天入り』(90gうち麺70g・希望小売価格 税抜190円・2017年7月18日セブン‐イレブン期間限定発売)だ。実際にフタをめくってのぞいて見ると白い油揚げ麺の上に載っているのは丸いもずく天らしきもの。

かやくは他に味付け豚肉、たまご、かまぼこ、ねぎ、紅生姜。そこに460mlの湯入れをして、5分間待つ仕様。沖縄産もずくを使用した天ぷらは多少の不安はあるものの期待度高し。沖縄の塩として有名な「シママース」を使用し、ポークエキスをベースにホタテと昆布を合わせ、鰹節の風味を加えたスープだという。記者的には鰹節と豚のガチンコダシでも十分なのだが…。

5分後にフタを取ると、確かにホタテと昆布のダシ感が強く出た香り。さらに天ぷらの油感も感じるので、果てしなく和風うどん方向に寄せられている。記者の知っている沖縄そばの香りとかなり違う。

問題のもずくの天ぷらに抱いていた不安は的中。後のせタイプにして欲しかった。しっかりスープが染み込んでしまって衣がふにゃふにゃなのである。そこにヌルヌルもずくなので、本来のもずくの天ぷらの美味しさは出ていない。

麺はコシがあって畳まれた跡も美味しいタイプ。カップうどんのうどんに近い。紅生姜も入ってはいるのだが、せっかくならこーれぐーすの小袋でもつけて欲しかった。味付け豚肉は美味しく、沖縄そば感が一気に高まるが、その瞬間以外は沖縄そば感が控えめで、好きな人なら物足りないはず。

あくまでライトな沖縄料理ファンで、パッケージの首里城を眺めながらふわっと気分を楽しみたい、でもあまり癖のあるのはちょっと厳しいという人なら楽しめるはず、という印象を抱いた。