米との通商紛争、NAFTAよりWTOが解決に有効=メキシコ経済相

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[メキシコ市 20日 ロイター] - メキシコのグアハルド経済相は20日、米国との通商紛争の解決には、同国が撤廃を目指す北米自由貿易協定(NAFTA)第19条よりも世界貿易機関(WTO)のほうが効果的との見方を示した。

米通商代表部(USTR)は17日、NAFTA再交渉に向けた協議目標を公表した。その中で、メキシコとカナダの企業に対する反ダンピング・反補助金措置の適用を困難にしている第19条の紛争解決メカニズムの撤廃を求める考えを示した。

グアハルド経済相はテレビ番組のインタビューで、第19条の撤廃にメキシコとして応じるかとの質問に対し、直接的な回答は控えながら、「(米国との)近年の対立の大半はすべてWTOで勝利した。メキシコにとってはNAFTA第19条よりWTOのほうがはるかに効果的なメカニズムとして機能してきた」と述べた。