20日、武漢晩報は湖北省武漢市内にあるハイテク企業が周辺の生活環境が十分に整っていないために優秀な人材を取り逃がしていると伝えた。写真は武漢。

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2017年7月20日、武漢晩報は湖北省武漢市内にあるハイテク企業が周辺の生活環境が十分に整っていないために優秀な人材を取り逃がしていると伝えた。

武漢華星光電技術有限公司は3月、同市の東湖新技術開発区との間で大規模な第6世代フレキシブルディスプレーパネル生産ライン建設に関する協力合意を結んだ。これにより1000人余りのハイテク人材が現地で雇用される見込みだが、現地での就業を取り巻くソフト面の環境整備が進んでおらず、企業は難題に直面している。

同社のマネジメント担当者は「多くの人材を呼び込めば、教育、医療、生活の環境も必要になってくる。面接にやって来たある大学生は、通勤の不便さを知って考えが変わったようだ」と語っている。また、新卒の大学生以上に問題なのは、ソフト面の環境が整わないために核となるエキスパート人材が流失することだという。担当者は「日本のエキスパートが面接にやってきて、現地を視察した。会社の環境をとても気に入ってくれたのだが、子どもを通わせるインターナショナルスクールが周辺になかったために、他の省にある別の会社に行ってしまった」と話した。

同市商務局の陳平(チェン・ピン)局長は、急速に資本を呼び込む一方で産業パークの建設が追い付いていないこと、産業パークのインフラ作りが都市建設よりも遅れていることなどを問題の原因に挙げ、官民双方の投資によるソフト面の環境整備に取り組むべきとの見解を示している。(翻訳・編集/川尻)