美容のプロが実践する、ポジティブスキンケア【マインド編】

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スキンケアを正しく行うのは当たり前。でもそれだけだと、きれいになることが義務のように思えてしまいます。素肌は一生を共にする存在だから、もっと楽しくスキンケアしたい。そう思っていたときに響いたのが、若手美容家・岡本静香さんの考え方。好きな美容を追求するほど美しくなれる、そんな「ポジティブスキンケア」についてうかがいました。
「ポジティブ美容」は続けたもの勝ち
大学2年生のときに始めたブログ「静香のメイク日記」が評判を呼び、美容ライターになった岡本静香さん。現在は雑誌やSNSで大人気の美容家となり、2012年からは「日本すっぴん協会」会長として様々な美肌メソッドを発信しています。
「とにかく化粧水と乳液は塗りなさい」という母の教えで、小学生のときから全身に「ジョンソン」のベビーローションとベビーミルクを塗り続けていたという岡本さん。間近でお会いすると、毛穴ひとつないなめらかで透明感あふれる肌に、ほんのりチークとみずみずしいリップが映えて、見とれてしまう美しさです。

岡本さん:「母には、身のこなしや話し方をこまごま注意されることもあって。当時は厳しいなぁって思っていたけど、客観的に自分を見る習慣をつけてくれたことを、今は感謝しています。
とはいえプロフェッショナルな方々の中では、私の美容はきっと『ゆるい』ほう。たとえばパリ出張でご一緒した美容家の石井美保さんは、脚がすごくお綺麗で。毎日マッサージしているとうかがって、『ええ!毎日!』と驚いたら、逆に『しないの?』とびっくりされてしまいました(笑)」

美しい人に会うたびに、自分も「やらなきゃ」と刺激を受ける。そして「自分ならどうすれば続けられるかな?」と考えるのが岡本さん。それ以来、毎日の脚のマッサージを心がけつつ、できないときのリカバリープランとして発見したのがヨガのポーズです。

岡本さん:「おしりをできるだけ壁につけて、脚を壁に伸ばすようにして90度上げます。その姿勢で30分いると、完全に脚のむくみがとれるんです。しびれないようにちょっと動かしたり、あぐらの形にしたりはするんですけど。仕事が残っている時はメールチェックをしながらやったり、リラックスタイムと決めて瞑想をしたりと自由です。ヒールを履いて歩いた夜は、このポーズに助けられています」

自分に無理して続けるのではなく、楽しくて心地よくて、自然と続けたくなる方法を見つけることが、美人の近道。自分の「心地よい」に敏感になれば、もっとキレイになれる! というポジティブなエネルギーは、近著の『ふつうに過ごすだけでキラキラ変身していく』にもつまっています。
「自己流を見つける」ことこそが美肌の秘訣
「日本すっぴん協会」の会長として、自分のすっぴんを好きになれる「すっぴん美容」を提案している岡本さん。説得力のあるメソッドを伝えたいと、美肌を極めた人にインタビューを繰り返すうちに、自己流こそが美肌の秘訣と気づきました。

岡本さん:「自分のすっぴんに自信がある人って、なかなかいない。どうしたらそうなれるのか、肌の美しい人にたくさん話を聞いたら、みなさんこだわるところと、力を抜くところのバランス感覚が素晴らしくて。
そしてみなさま一度は肌荒れを経験されて、必死に治していくなかでいまの美肌を手に入れた、という共通点がありました。自分の感覚に鋭くなれば、合わないものをやめることができる。それが美肌の秘訣であり、自分のなかの選ぶ基準を確立すれば、きっとリラックスした『すっぴん美容』が見つかると思います」

自分のすっぴんが好きになれなくて、いつもなんとなく不満を感じている......。それは、自分の肌を意識して見つめる作業を怠っているからかもしれません。