ネイマールのPSG移籍騒動が過熱 メディアの論調真っ二つ、レアル寄り地元紙は流出危機煽る

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「ムンド・デポルティーボ」紙はバルサ会長を直撃 「移籍市場に身を投じていない」

 現在、欧州の移籍市場で大きなトピックスとして扱われているのが、ネイマールの去就問題だ。

 ネイマールの父親がパリ・サンジェルマンのナーセル・アル=ヘライフィー会長とミーティングの場を持つとの報道が流れ、移籍への憶測が飛び交っている。これに対してバルサ寄り、レアル寄りの各スペイン紙が180度違う論調で報じている。

 まずはバルセロナを拠点とする「ムンド・デポルティーボ」紙だ。同紙はインターナショナル・チャンピオンズカップのためにニューヨークを訪れている、バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ氏を直撃した。

「ネイマールは移籍市場の中に身を投じていない。今後4年間の契約を締結しているし、彼は我々のチームの一員で『トリデンテ』(三叉の槍、転じて3トップの意味)の一角を務めるのだから」と、同会長はアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスとの“MSNトリオ”解体を完全否定したと伝えている。

 その一方で、レアル・マドリード寄りの「マルカ」紙は、「当初はそれはナンセンスな噂として扱われていたが、今ではバルサにとってネイマールがクラブを去る可能性が真実味を帯びている段階になりつつある」と、流出危機を煽っている。

「“一人ぼっち”になっているように見える」

 理由として同紙は、「ネイマールはドレッシングルームで、“常に自分自身に目を向けないといけない”状況にある。チームメートとの関係性は確かにポジティブなものだ。ただ、バルサの陣容はある種の“会派”のようなもので、ネイマールはダニエウ・アウベスのような選手がクラブを去って以降、“一人ぼっち”になっているように見える」と指摘している。

 チームメートとの関係性は本人とクラブのみぞ知るところだが、突然降って湧いたネイマールの移籍騒動については、スペイン国内でも真っ二つに分かれているようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images