19日、中国僑網は、ニュージーランドを訪れる中国人観光客に変化が生じており、現地の観光業界が新たな試練に直面しているとするニュージーランドメディアの報道を伝えた。写真はオークランド。

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2017年7月19日、中国僑網は、ニュージーランドを訪れる中国人観光客に変化が生じており、現地の観光業界が新たな試練に直面しているとするニュージーランドメディアの報道を伝えた。

ニュージーランドの華字メディア・新西蘭天維網は現地メディアstuffの情報として「ニュージーランドの中国人観光客市場は成熟しつつあるが、これに伴って新たな試練を迎えている。現地政府は2023年にはニュージーランドを訪れる中国人観光客が年平均100万人を突破すると予測しているが、ここのところ中国人観光客やその消費額に減少傾向が出ている」と紹介した。

記事によれば、体験型の旅行に価値を求める中国人観光客の数が、かつて主流だった格安買い物ツアーの規模を上回っているという。ニーズの変化に伴い、中国の旅行予約サイト大手・携程の大洋州責任者もパッケージ旅行中の自由時間を増やす方針を示している。

ニーズの変化に加え、距離の遠さ、価格の高さ、そして目的地の多様化なども中国人観光客が伸び悩む背景にあるようだが、ニュージーランド観光局のスティーブン・イングランド=ホールCE(チーフ・エグゼクティブ)は楽観的だ。「米国など他国からの観光客や、より価値の高い中国の自由旅行観光客が増えているから」と同氏は語る。

6月に同局が中国のSNS上で観光宣伝動画を掲載したところ、最初の3日で500万回以上の再生回数を記録したとのこと。同氏は「価格の影響は確かにある。格安ということではなく、価値に見合うものを作りたい。想像を超えるような旅行体験を提供するのだ。そうすれば、みんな理にかなった対価を支払ってくれるだろう」とした。(翻訳・編集/川尻)