ボタンをワンプッシュするだけでスマートフォン・PCの操作を一切することなくお気に入りの商品が自動で注文されるという魔法のボタン「Amazon Dash Button」は、500円とは思えないほど高性能な端末のため、腕に覚えのある人たちの間ではプログラムを書き換えるハックが大人気です。そんなDash Buttonを、「辛い長話から解放してくれるボタン」に仕立て上げるというアイデアが公開されています。

もういい加減話を切り上げたいから、Amazon Dash Buttonを押して、自分に電話が来たように振る舞ってみた - Qiita

http://qiita.com/somainit/items/c3896713483a48b4377e

この改造手法を考えたのはsomainitさん。アイデアとプログラム内容についてQiitaで公開しています。

Dash ButtonはSIPボットを使って電話をかけることができます。そこで、長話を強制的に断ち切るために、自分の携帯電話に偽の電話(フェイクコール)をかけて、あたかも話し中であるかのように装って、さりげなく辛い空間から退散するというのが基本的なアイデアで、Dash Buttonをトリガーにフェイクコールしようというわけです。



Dash Buttonを押してSIPボットを起動するために「Dash Button for Node」を使い、SIPボットには「sipcmd」を使用。サーバーにはRaspberry Piが使われています。なお、改造するDash Buttonの種類は何でもOKだとのこと。

SIPボットをRaspberry Piにインストール。



コールするコマンド。



電話をとると、指定した音声ファイルをメッセージとして流す、という小ワザも効いています。



Dash Buttonに書き込むスクリプト(adb-sip-bot.js)は以下の通り。adb-sip-bot.jsを常時起動しておけば完成とのこと。



あとは、耐えられない空気を感じ始めたら、ポケットに忍ばせておいたDash Buttonをポチっとすれば、スマートに長話から解放されるというわけです。