INFOBAR、talby、neon… auデザインケータイ15年の軌跡を一挙展示!

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INFOBARやtalby、neonなど、数々のデザインケータイを世に送り出してきた「au Design project」。その15年の軌跡を一覧できる「ケータイの形態学展」が東京・丸の内で開催されている。

「au Design project」とは、KDDIが2001年に開始した携帯電話デザインを変革するための活動に端を発するプロジェクト。2002年に名称が「au Design project」となり、国内外の著名なデザイナーとのコラボレーションによるコンセプトモデルを発表。実際に発売されたモデルも数多い。その後、2009年に開始された「iida」ブランドに継承され、現在も活動が続いている。

 

▲au Design projectが発足するきっかけとなった、深澤直人氏のデザインによるプロトタイプ

▲2001年に発表されたINFOBARの初代コンセプトモデル。背面はPDAの機能を備える想定だった。デザインは深澤直人氏

▲世界的に著名なプロダクトデザイナー、マーク・ニューソン氏を起用したtalbyは、2004年11月発売

今回の「ケータイの形態学展」では、au Design projectの歴代モデル約70点を一挙展示。比較的狭いスペースでの展示ながら、5章構成で、デザインケータイの変遷を振り返る趣向になっている。出展モデルの中には、初公開のコンセプトモデルもあり、今後見られる機会は少ないかも…というレアなモデルも。

▲2008年に発表された「ON / OFF」というコンセプトモデル。仕事/プライベート、平日/休日で「使い分ける」携帯電話というコンセプト。岩崎一郎氏デザイン

▲Androidを搭載する想定でデザインされた「SUPER INFOBAR」というコンセプトモデル。横長ディスプレイ&QWERTYキーボードという構成。デザインは深澤直人氏

▲2008年にヤマハデザイン研究所とのコラボとして発表した「ガッキ ト ケータイ」シリーズのひとつ。楽器と携帯電話が融合し、新しい楽しさが生まれるという遊び心にあふれたコンセプトモデル

▲2009年に実際に発売された「Art Edition YAYOI KUSAMA」。奥の「ドッツ・オブセッション。水玉で幸福いっぱい」と「私の犬のリンリン」は、それぞれ100万円。手前の「宇宙へ行くときのハンドバッグ」は10万円。携帯電話である以前に芸術品であり、草間彌生作品を収蔵する主な美術館に展示されているそう

ケータイ&ガジェット好きな人はもちろん、プロダクトデザインに興味がある人も、見ておく価値がありそう! なお、9〜10月頃には、この展覧会の開催を記念して刊行する同名の本も発売される。現在、au Online Shopで先行予約受付中なので、展覧会を観に行けないという人はぜひ!

▲今年2月に発表された最新モデル「SHINKATAI」。特徴は「本当に大切な人しか電話帳に登録できない」「SNSができないこと」「写真が27枚しか撮れず、シェアもできない」といったこと。量産モデルとして発売される可能性は「なくはない」とのこと

▲au Design projectの15周年と、ハリウッド実写映画化10周年を迎える「トランスフォーマー」と、15周年を迎えるau Design projectがコラボした「INFOBAR TRANSFORMERS」も展示されている

▲会場には、量産モデルが発売されたときのポスターなども展示

 

▼ケータイと形態学 展

会期:2017年7月21日(金)〜7月31日(月)
時間:11:00〜20:00(最終日のみ17:00終了)
料金:入場無料
場所:東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1階 GOOD DESIGN Marunouchi

>> au Design project 15th Anniversary 2002-2017 ケータイと形態学 展

 

(取材・文/村元正剛)

むらもとまさかた/ITライター

iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。