サウジラビア・メッカでの閣議に臨むサルマン国王(2017年7月10日、同国王室提供)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】サウジアラビアの一般市民らを虐待している様子を捉えたとみられる動画が流出し、ソーシャルメディア上で非難の声が高まっていたサウド王子(Prince Saud)が20日、サルマン・ビン・アブドルアジズ(Salman bin Abdul-Aziz)国王の命令により逮捕された。同国の国営放送が報じた。

 国営テレビ局イフバリヤ(Al-Ikhbariya)によると、サルマン国王は、サウド王子と、動画共有サイトのユーチューブ(YouTube)に流出した動画に一緒に映っていた男性グループの「即時逮捕と収監」を指示する令状を出した。

 サウド王子は同国建国者の子孫で、数千人にのぼる王族メンバーの一人。ソーシャルメディア上では、若き同王子が手錠をかけられ、警察に連行される動画が出回っている。

 19日にツイッター(Twitter)上で共有された一連の動画では、サウド王子がサウジアラビア人と外国人に対して暴言を吐いたり乱暴をしたりする姿が映っており、中には王子の顔がはっきりとわかるものも含まれていた。

 王子はある動画で、口から血を流し衣服にも血がついている運転手に向けて「うちの近くに駐車しやがって」などと暴言を浴びせていた。また別の動画には、自動ライフル銃を背中に向けられ、うめき声をあげながら住宅から連れ出される男性が映されていた。
【翻訳編集】AFPBB News