マツダCX-3新車情報・購入ガイド
こだわりより販売台数!? 競争力のある2.0Lガソリン車を投入!【ニュース・トピックス:マツダ】

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<h2>マツダCX-3新車情報の目次</h2>



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<h2 id="01">■都会派のスタイリッシュSUVがマツダCX-3</h2>

 マツダは、コンパクトSUVであるCX-3に2.0Lガソリン車を投入し発売を開始した。また、2018年10月以降に表示が義務化される燃費モード「WLTCモード」での測定値をいち早く導入し公開した。

 マツダCX-3は、2015年2月にデビュー。CX-3は、デミオをベースとしたSUV。デミオよりややボディサイズは拡大されていて、全長4,275×全幅1,765×全高1,550、ホイールベース2,570mmとなっている。ボディサイズベースでの国産ライバル車は、日産ジュークやホンダ ヴェゼル。

 ただし、従来のCX-3はクリーンディーゼルだけの設定だったため、高価な価格帯であった。価格軸で比べると、クリーンディーゼル車のライバルは、ひとクラス上のトヨタC-HRやスバルXVなども入ってくる。CX-3の上級グレードは、さらにクラスが上のCX-5やスバル フォレスター、日産エクストレイルなどもターゲットに入ってくる。

 CX-3のポイントは、都会派コンパクトSUVとしての使い勝手の良さだ。全高を1,550个箸靴燭海箸如都市部で多い立体駐車場の全高制限内としている。これで、立体駐車場の多くを使うことができる。重要なのでは、都市で暮らしマンションなどの立体駐車場を使う顧客が、駐車場の全高制限で車庫証明が取れないことから、購入を断念することがない設定にされていることだ。この低めの全高は、CX-3のデザインをよりスタイリッシュに見せている。

<h2 id="02">■クリーンディーゼルのみで高めの価格帯だから、販売不調?</h2>

 今回マツダCX-3に新搭載されたエンジンは、2.0Lガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」だ。エンジンの型式はPE-VPS型。148ps&192Nmとなる。従来のエンジンより、やや出力&トルクとも下がっているが平成30年排ガス基準の75%低減を達成している。クリーンな排ガス性能をもつエンジンになった。

 しかし、2.0Lエンジンを搭載したこともあり、JC08燃費は17.0/L(FF車)、WLTCモードでは16.0/Lとなっており、エコカー減税には対応していない。単なるガソリン車でエコカー減税に対応するのは、最近非常に難しくなっている。とはいえ、ハイブリッド車は免税対応がほとんどなので、エコカー減税に対応できていないガソリン車がどこまで売れるのか注目したい点でもある。

 そもそも、CX-3にガソリン車が投入されたのは、販売台数の低迷が理由のひとつだろう。CX-3登場には、国内はクリーンディーゼルだけで行くと豪語していたほどだ。CX-3は、標準装備化された装備もよく、見た目の価格は高めになる。その上、マツダは値引きゼロ戦略を続けているため、よほどマツダへのロイヤリティが高い顧客でないと選びにくいクルマになっている。マツダは台数を追わないとしているが、デビュー当時投入しないと言っていた安価なガソリン車を投入するということは、背に腹は代えられない状況にあるのだろう。

 そんなCX-3の2015年度の販売台数は30,490台で、25位となった。しかし、2016年度はランク外。30位に入ったCX-5に負けている。ライバル車のヴェゼルは、73,583台を売り12位好調だ。マーケットのボリュームは大きいので、CX-3もやり方次第では十分に伸びしろがあるはずなのだ。

<h2 id="03">■クラストップレベルの安全性能と戦略的価格設定で勝負に出たCX-3ガソリン車</h2>

 2.0Lガソリンエンジンを搭載したCX-3の価格は、エントリーグレードの20S(FF)で2,106,000円という、なかなか戦略的な価格設定となった。

 多くの場合、装備などが簡素化されすぎていたり、オプションが選べないなど一般の人が実際に選ぶことのないグレードがほとんどだったりする。この20Sは、他車に多い価格と燃費訴求用のおとりグレードとは違い十分に乗れるグレードになっている。

 とくに充実しているのが、安全装備。歩行者検知式自動ブレーキを含む先進予防安全装備であるアドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)、AT誤発進抑制制御[前進時]【AT車全車】、車線逸脱警報システム(LDWS)、スマート・シティ・ブレーキ・サポート[後退時](SCBS R)全車】、AT誤発進抑制制御[後退時]、ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)、リア・クロス・トラフィック・アラート(RCTA)、リアパーキングセンサー(センター/コーナー)が標準装備化されている。

 CX-3は、コンパクトカーのデミオと基本骨格部分などを共用している。デミオは、歩行者が検知できない自動ブレーキしか用意されていないが、CX-3は歩行者が検知式なので、より高い安全性能を誇る。このクラスの国産コンパクトSUVで、エントリーグレードでここまで充実した安全装備を標準装備化されているのはCX-3だけだ。これは、CX-3の誇るべきポイント。

 20Sの価格は2,106,000円で、ライバルのホンダ ヴェゼルX・Honda SENSINGの2,120,000円とほぼ同じ。装備は、それぞれ微妙に食い違うのだが、単純に2.0LのCX-3に対して、1.5Lのヴェゼルと考えると、CX-3の買い得感は高い。これは、CX-3が販売台数を狙ってきたといえる部分だ。

 今回、CX-3に用意されたガソリン車は、クリーンディーゼル車とは異なる設定がされている部分がある。クリーンディーゼル車には、全車に6MT車が用意されていた。しかし、CX-3のガソリン車には6MTの設定が1台もない。マツダも、やはりMTを設定しても売れないという判断をしたのだろうか。

<h2 id="04">■マツダCX-3 ガソリン車のグレード選び</h2>

 マツダCX-3のグレード選び。ガソリン車の中から選ぶとなると、20S PROACTIVEをベースに考えてみるといいだろう。予算重視で、シンプルに乗るなら20Sでも十分だ。アダプティブ・LED・ヘッドライトが欲しのなら、PROACTIVE以上となる。

 PROACTIVEで選んでおきたいお勧めオプションは、スマート・ブレーキ・サポート(SBS)&マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)で54,000円。前走車追従式のクルーズコントロールになるので、高速道路での走行時に、ドライバーの疲労軽減に役立つ。

 また、ドライビング・ポジション・サポート・パッケージは、運転席10Wayパワーシート&シートメモリー(アクティブ・ドライビング・ディスプレイ連動)、運転席&助手席シートヒーター、ステアリングヒーター が装備される。価格は64,800円。冬場のシートヒーターは、一度使ったらやめられなくなるのでお勧めだ。

 さて、従来のCX-3はリセールバリューも高くお勧めなSUVだ。ただ、今回登場されたガソリン車は、価格がクリーンディーゼル車に対して、ざっくり30万円前後安いということくらいだ。エコカー減税も対応していない。クリーンディーゼル車はざっくり10万円弱の減税メリットがあるので、価格差は大幅に縮まる。

 また、これからさらに低燃費化が重視される時代。単なるガソリン車が、いつまでも高いリセールバリューを維持できるかは疑問だ。人気の中心はハイブリッド車を中心とした電動化技術が投入されたモデルか、クリーンディーゼル車になる。

 そうなると、積極的にガソリン車をお勧めできない。多少無理してでも、クリーンディーゼル車を選んだほうがいいだろう。クリーンディーゼル車に使う軽油とガソリンの価格差は20円/L前後。さらに、燃費は30%前後クリーンディーゼル車が優れるので、長距離を走る人は燃料費で元が取れるようになる可能性が高い。

<h2 id="05">■マツダCX-3 ガソリン車価格</h2>

■マツダCX-3 ガソリン車価格

・20S 2WD 2,106,000円/4WD 2,332,000円
・20S PROACTIVE 2WD 2,284,200円/4WD 2,510,200円
・20S L Package 2WD 2,538,000円/4WD 2,764,000円
・20S Noble Brown 2WD 2,570,400円/4WD 2,796,400円

<h2 id="06">■マツダCX-3 ガソリン車スペック</h2>

代表グレードマツダCX-3 20S L Package
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)4,275×1,765×1,550mm
ホイールベース[mm]2,570mm
トレッド前/後[mm] 1,525/1,520mm
車両重量[kg]1,240kg
総排気量[cc]1,997cc
エンジン最高出力[kW(PS)/rpm]109(148)/6,000rpm
エンジン最大トルク[N・m/rpm]192/2,800rpm
ミッション6速AT
タイヤサイズ215/50 R18
JC08モード燃費(WLTCモード)17.0/L(16.0/L)
定員[人]5人
税込価格[円]2,538,000円
レポート編集部
写真マツダ

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