新型「ブギーボード」などを展示したキングジムブースを紹介!

東京ビッグサイトにて7月5日から7日まで「第28回 国際 文具・紙製品展(ISOT 2017)」が開催されました。年に1回行われるこの展示会は製品導入や商談を目的としており、国内外のユニークな文具や紙製品が出展されます。

文具や事務用品の大手でキングジムの名前を挙げない人はいないでしょう。今回のISOTでも数々のユニークな製品を取り揃え、一際目立つ大きなブースにはたくさんの来場者が訪れていました。

同社の製品の特徴の1つに、単なる事務用具ではなく「あったらいいな」を形にしたアイデア製品が多いという点があります。思わず笑ってしまったり目の付け所に感心してしまったり。

そんな面白い数々の製品の中から、新製品が発売される電子メモパッド「ブギーボード」とデスク周りの収納グッズ「デスクポケット」をご紹介します。


キングジムブースは見ているだけでも楽しい「アイデアの博覧会」状態


■根強いファンを持つ「ブギーボード」シリーズに新型登場!
同社製品には、時々「これしかできない」というシンプルな単一機能のデジタルデバイス(デジタルガジェット)があります。スマートフォン(スマホ)に代表されるような超多機能・超高性能のデジタルデバイスが主流となっているなか、そのような単一機能の製品がなぜ売れるのか。それこそがキングジムの製品の「あったらいいな」の部分なのです。


テキストを書くことしかできない「ポメラ」シリーズ。筆者も愛用しているが、これが実に使いやすい


そんなニッチなニーズを掴んだ製品の1つに「ブギーボード(boogie board)」シリーズがあります。ブギーボードでできることは「メモをとること」だけ。書いた文字やイラストをPCに転送したり保存したりすることもできません。もちろん通信機能なんて付いていません。正面に付いているボタンを押せば書いたものは全部消えます。

そんな「書くだけ」の製品にどんな需要が!?と思われるかもしれませんが、これがちゃんとあるのです。


書いて消すだけ。だから「意味」がある


例えば携帯電話ショップなどでは、契約の際に住所や電話番号、時には暗証番号などをお客様に書いてもらう必要が出る場合があります。一般的にはその際に紙のメモ帳を用いますが、使用後のメモ用紙は個人情報保護法に基づき溶解処理などを行わなければならず、その処理装置やメモの取り扱いに大きなコストと手間がかかります。

最近ではタブレットなどで代用することでコストを抑えているショップもありますが、タブレットはスクリーンショットが撮れたりそのまま情報を保存することも可能なため、こういった個人情報を取り扱う場面には不適です。

そこで登場するのがブギーボードです。ブギーボードは本当に「書いて消すだけ」なので、情報は一切残りません。消去ボタンを押せばそれでおしまい。余計なことが一切できないというのがメリットなのです。


人気の高さからシリーズ化しバリエーションも豊富に


今回発表された新型ブギーボード「boogie board BB-9」(以下BB-9)は、シリーズでも最大サイズとなる10.5インチ。これまで販売されていた「BB-2」の改良版で、液晶のコントラスト比が50%アップした「ハイコントラスト液晶」を採用しており、文字がより見やすくハッキリと映るようになりました。

文字の書き味の良さも本シリーズの特徴の1つ。まるで紙に文字を書くようになめらかに書ける上、筆圧によって線の強弱もある程度付けられます。液晶は文字を消去する時にしか電力を消費しないため、BB-9では電池交換無しで5万回もの消去が可能となっています。

またBB-2に引き続き「erese(消去)ロック」スイッチが付いており、スイッチをONにしておくと正面の消去ボタンを押しても書いたものが消えなくなります。仕事のメモなどが誤って消えてしまう事故を防げるため好評な機能です。


左がBB-9、右が従来機種。BB-9の文字は明るくとても見やすい



本体横に消去ロックスイッチがある


BB-9は7月28日の発売を予定しており、価格は8,000円(税抜)。ただのメモ帳に8,000円と言われると躊躇する人もいるかと思いますが、一度使うと手放せなくなるのがブギーボードの魅力。紙のメモ帳に面倒臭さや煩わしさを感じることがあるなら、一度は試してみていただきたい製品です。


筆者も愛用している8.5インチタイプのBB-7N。こちらもハイコントラスト液晶を採用した機種でとても使いやすい


■事務デスクに便利ポケットを追加できる「デスクポケット」が超便利!
もう1つ筆者の目を引いたのが「デスクポケット(desk pocket)」です。こちらはブギーボードよりもさらに事務用品寄りの製品で、会社の事務机の脇に備えられている収納用引出しに掛けて使用する小物入れです。




ハサミやスマホ、日々使用するファイルなど、普段よく使うものは机の引き出しにしまうと色々と面倒です。かといって机の上に並べておくとあっという間に手狭になり、ごちゃごちゃと見た目も悪くなります。そんな時こそ「デスクポケット」の出番。引き出しにデスクポケットを掛け、スマホや小物文具を綺麗に収納できます。

デスクポケットには、スマホや筆記具、ハサミなどを入れるのにち丁度良い小ポケットが5つ、手帳や大型電卓を入れるのに便利な中ポケットが2つ、A4ファイルも入る大ポケットが1つ、合計8つの収納ポケットが付いています。

対応する事務机はスチールデスクを想定しており、折り返し部分についているマグネットで固定する仕組みで耐荷重は2kgとなっています。また折り返し部分に穴が空いており、デスクポケットを掛けた状態でも引出しの取手が塞がらないようになっているのもアイデアの光る部分です。


こういうところのアイデアがキングジムらしい


本体カラーはデスクの色に合わせて選べる黒とライトグレーの2色。発売は8月9日を予定しており価格は3,800円(税抜)。いつも机の上がごちゃごちゃになりがちな方や、普段使用する文房具類をすっきりと整理したい方には要注目のアイデアグッズではないでしょうか。


仕事道具を並べて飾れる「仕事感」の高さも本製品の魅力かもしれない


記事執筆:あるかでぃあ


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