(後列左から)横浜DeNAベイスターズ スペシャルアドバイザーの三浦大輔氏、DB.スターマン、横浜DeNAベイスターズ社長・岡村信悟氏と、「BTボール」にチャレンジした園児たち

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横浜DeNAベイスターズは、子供たちに野球をする楽しさを伝え、野球競技人口の増加を目指すプロジェクト「やきゅうみらいアクション」を開始した。

横浜市内の幼稚園や保育園への訪問活動を行う「DB.スターマン号」

ここ数年、横浜DeNAベイスターズをはじめセ・パ両リーグ共にプロ野球観戦者数は増加しているものの、子供たちの野球競技人口は少子化を背景に減少している。そんな現状を踏まえ、これまでに行ってきた野球振興活動をより発展させた新しいプロジェクトだ。

■ 未就学児でも楽しめる「BTボール」の普及

本塁ベースの後方に設置されたバッティングティーにボールを載せ、止まったボールを打つ野球競技の一種「ティーボール」。この競技のルールを一部変更して、新たな競技を球団が作り出した。ルール作成には、球団スペシャルアドバイザーである三浦大輔氏も加わり、「”打つ楽しさ”、”投げる楽しさ”、”(ボールを)捕る楽しさ”、さらに”応援する楽しさ”を体験してもらいたい」(三浦氏)と、未就学児でも簡単に楽しめるものになっている。この「BTボール」を幼稚園や保育園に楽しんでもらうための普及活動を行っていく。

さらに、横浜市内の幼稚園・保育園児が参加する「BTボール」の大会を新たに作り、「DB.スターマンカップ」として9月17日(日)に横浜スタジアムで開催することになった。

■ 球団オリジナルバス「DB.スターマン号」が登場!

これまでにも、横浜市内の幼稚園・保育園への訪問活動を行ってきたが、従来の年60回から年100回に増やし、より多くの園児に野球およびチームとのふれあう機会を増やしていく。また、球団マスコットのDB.スターマンやDB.キララ、サポーティングガールズユニットの「diana(ディアーナ)」が、このプロジェクトを記念して登場したオリジナルバス「DB.スターマン号」に乗って、各園を訪問する。

また、横浜市内の小学校で行われる体育授業に選手OBが訪問し、「投げる」「打つ」「捕る」など野球の楽しさを体験してもらう活動も、これまでの年30回から年100回に増やすと共に、訪問対象となる学年も、従来の高学年(4年生〜6年生)から低学年(1年生〜2年生)に変更し、より小さいころに体験することで、本格的に野球をするきっかけになることを目指すという。

このような活動によって、将来、ジモト出身の野球選手が登場、そして活躍することを期待したい。【横浜ウォーカー】