テニスのウィンブルドン選手権は16日、男子シングルスの決勝が行われ、ロジャー・フェデラー(スイス)がマリン・チリッチ(クロアチア)をセットカウント3-0で下し、5年ぶり8度目の優勝を飾った。

 

キャリアを通じて全豪、全仏、ウィンブルドン、全米のグランドスラム(4大大会)完全制覇を達成しているフェデラー。特にウィンブルドンには強く、2003年から2007年にかけて5連覇を達成。通算8度の同大会優勝は男子シングルスで最多となる。

 

フェデラーは今年の全豪オープンで宿敵ラファエル・ナダルとの決勝をフルセットの末に制し、5年ぶりにグランドスラムを制覇。そして今大会では、自分の“庭”ともいえるウィンブルドンの芝コートにおいて、初戦から決勝まで1セットも相手に奪われることなく頂点に立った。内容的にも申し分なく、テニス史上最強と評されるプレーヤーが35歳にしてさらなる進化を遂げたといって過言ではない。

 

そんなフェデラーの今大会決勝におけるベストプレー、大会オフィシャルスポンサーであるHSBCの名を冠した「Play of the Day」を紹介しよう。

チリッチのサービスゲーム。ドロップショットを受けてフェデラーが前に出ると、チリッチが角度をつけてうまく返した。ギリギリの位置に入るナイスショットだったが、フェデラーはこれしかないという絶妙のバックハンドで鮮やかにポイント。上手すぎる!

 

今大会の優勝により、フェデラーは最新の世界ランキングで3位に浮上。1位アンディ・マレー、2位ラファエル・ナダル、そして4位ノバク・ジョコビッチと、いわゆる“ビッグ4”が久々に上位を占めており、8月末に開幕する全米オープンもまたまた盛り上がりそうだ。