ラ・リーガのアンバサダーを勤める元スペイン代表のフェルナンド・モリエンテス氏(中)が来日した

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 ラ・リーガのアンバサダーを勤める元スペイン代表のフェルナンド・モリエンテス氏が来日し、JFAハウスを表敬訪問した。Jリーグの村井満チェアマンや原博実副理事長とともに会見に出席。モリエンテス氏は22日にカシマスタジアムで行うワールドチャレンジ2017の鹿島アントラーズ対セビージャを観戦する。

 Jリーグの印象について問われたモリエンテス氏は、「あまりスペインでJリーグを見ることは出来ないが、前回のクラブW杯の鹿島のように今後強いクラブが出てきて、スペインでも日本のクラブが注目されるように願っている」。スペインで日本人選手がプレーしていることについても、「エイバルでプレーするイヌイ(乾貴士)はスペインでもとても注目されている。昨季はいいプレーをしていた。イヌイ以外ではヘタフェに加入することになったガク(柴崎岳)にも注目している。彼も昨季の経験があるので、活躍してくれると思う」と好意的に語った。

 

 また原副理事長との会話の中で、15年経った今でも物議を醸す2002年のW杯にスペイン代表として出場した際の準々決勝韓国代表戦(※)に話が及んだことを明かし、「その試合についてはとてもよく覚えている。落胆の思いだった。プロ選手として、個人的にもとても意味のある試合だった。韓国に負けてセミファイナルを戦う日本に来れないことは非常に残念だった。苦い試合だがとてもよく覚えている。その試合に関しては審判も非常に大きな役割を果たしたと思うが、非常によく覚えている」と口惜しそうに話した。

 鹿島には明日21日より入る予定。「いろいろなイベントに参加したい。パートナーシップを結んだ国に実際に出向いて、メディアやファンと触れ合うことが大事だと思っている。試合はプレシーズンなので難しいが、ラ・リーガとしてはとても重要な試合だと位置づけている。今後もこのような繋がりが増えることを願っている」と力説した。

※2002年6月22日、光州W杯スタジアムで行われたW杯準々決勝スペイン対韓国戦。試合は0-0から突入したPK戦を韓国が5-3で制して4強に勝ち上がった。しかし試合中から“誤審”と思われる判定が相次ぎ、特にモリエンテス氏のゴールがノーゴールと判定された場面は「世紀の誤審」と言われている。

(取材・文 児玉幸洋)
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