本田(右)獲得に動き、それを見事に締結させたパチューカ会長のマルティネス氏(左)。 (C) Getty Images

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 現地時間7月18日にパチューカへの入団会見に臨んだ本田圭佑。そのお披露目の場ではスペイン語で、「僕にできることのすべてをして、クラブに最大の貢献をしたい」とファンに第一声を届けた日本代表MFは、クラブ幹部からも高く評価されている。
 
 ルーマニア・メディア『パブリカ』のスペイン版は、パチューカのジェズス・マルティネス会長が「我々は日本に対して大きな感心を持っている」と本田加入に際してコメントしたことを報じた。
 
 本田の加入したパチューカの他にも、レオン(メキシコ1部クラブ)やアルゼンチンのタジェレスの経営にも携わるメキシコの大手企業『パチューカ・グループ』のトップであるマルティネス会長は、本田加入の影響について次のように語っている。
 
「我々は日本に対して大きな感心を抱いている。そして我々が日本人にメキシコを知ってもらううえで代表となれることに満足してもいる。チームには日本を代表する選手が加わったからね」
 
 また同会長はメキシコ紙『クロニカ』でも本田を激賞している。
 
「ホンダはケーキの上のチェリーのような存在」と独特な表現で日本代表MFを例えたマルティネス会長は、「我々は今、クラブ史に残る最高の陣容を作ろうと努力している」と語り、12月にUAEで開催されるクラブワールドカップへ向けて早くも意気込んだ。
 
「ホンダはとてもプロフェッショナルで素晴らしい人間性を持っている。契約を結べて嬉しいよ。我々には特別な大会が待っているし、今は一歩ずつ進む必要がある」
 
 また、スペイン紙『アス』は、本田の新天地での環境を「全てホンダが自腹で用意した」と前置きし、「専属トレーナーと通訳、さらにシェフも同行させている」と報じた。
 
 同紙は、「通訳はコミュニケーションをスムーズにさせ、日本人トレーナーはパチューカの高地に慣れさせるために役立っている」とメキシコの環境に慣れるための本田の対応を称えた。
 
 2400メートルと高地でのプレーを余儀なくされるパチューカ。その環境により早く慣れるために本田は日々コンディションを上げている段階だろう。メキシコ・デビューが待ち遠しい。

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