ロジャー・フェデラーの優勝で幕を閉じた今年のウィンブルドン【写真:Getty Images】

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不正監視団体が捜査、全仏1試合、全英3試合…本戦でも不正の可能性高まる

 男子テニスで今年行われた6月の全仏オープンと7月のウィンブルドンで八百長の疑いが浮上している。英公共放送BBCが、テニスの不正監視団体「テニス・インテグリティ・ユニット(TIU)」が両大会において八百長の疑いがあったとして、捜査を進めていると報じた。

 記事によると、対象になっているのは全仏1試合とウィンブルドン3試合の計4試合。ウィンブルドン予選の2試合のみならず、本戦1試合でも不正が行われた可能性が高まっており、不自然な金額による賭けが行われていた疑いがあるという。

 全仏はラファエル・ナダル(スペイン)が10度目、今月のウィンブルドンはロジャー・フェデラー(スイス)が8度目の優勝を達成。レジェンドの復活に世界中が感動に包まれていた。

 また、TIUは今年4月から6月にかけて八百長に関する53件の警告を受け取っていたという。テニスの世界でも八百長への関与には厳罰が待っている。

 男子世界ランキング元295位の三橋淳が5月に八百長への関与と賭博行為で永久追放と罰金に処されたばかり。テニス界は八百長撲滅に本腰を入れており、TIUも八百長に手を染めた選手の告発の動きを強めている。