練習前、自慢の筋肉を披露する京口の対戦相手アルグメド

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 ボクシングのIBF世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦(23日、東京・大田区総合体育館)で同級9位・京口絋人(23=ワタナベ)の挑戦を受ける王者ホセ・アルグメド(28=メキシコ)が20日、東京都品川区のワタナベジムで練習を公開した。

 スパーリングは行わなかったが、ミット打ちではオーバーハンド気味の力強い右などを披露。5月27日に3度目の防衛に成功してから2カ月足らずでの試合となるが、8日間休んでから練習を再開したそうで、「コンディションはとてもいい。京口の映像は見たが、彼は自分のように強い相手とやっていないから、試合が早く終わっている。自分が初めて彼の前に立ちはだかるライバルになるだろう」と貫禄十分に話した。

 両親がメキシコの先住民・ウイチョール族で、幼い頃に山から下りてきたという。アマチュア戦績は54戦して2敗で、得意は左脇腹に入れるボディーと明かした。来日は高山勝成から現王座を奪った15年12月以来2度目。「タイトルを獲ってからスタイルが変わった。練習を積んで自信もついた。その自信で戦って、もちろんKOで勝ちたい」と抱負を口にした。体重はリミットまで残り500グラムと順調そのもの。報道陣向けに公開練習を行ったあとも減量着を身につけ、シャドーボクシングで入念に体を動かした。

 ケガなく京口を退けた場合は「ラスベガスへ行きたい」と話した。2階級制覇王者サウル・“カネロ”・アルバレス(メキシコ)とプロモーターが同じで、9月16日に米ラスベガスでアルバレスが3団統一世界ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)と戦うビッグマッチの前座に起用されることが内定しているという。対戦相手も指名挑戦者のカルロス・ブイトラゴ(ニカラグア)に決まっており、京口戦からさらに2カ月足らずでの試合にも「8カ月試合ができないことがあったので、今はどんどん試合をやりたい」と意気込んだ。