7月20日の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前日比123円73銭高の2万144円59銭で取引を終えました。

 マネースクウェア・ジャパンの根岸慎太郎アナリストによると、19日のニューヨーク市場でダウ工業株30種平均とS&P500、ナスダック総合指数がそろって過去最高値を更新、午後に入って日銀金融政策決定会合の結果が伝わると、現状維持方針に対する安心感から日経平均は一段高となりました。ドル/円が1ドル=112円台を回復したこともプラス。

 東証1部33業種中、水産・農林、化学など32業種が上昇、一方、その他製品は下落しました。個別銘柄では、東海カーボン、中外製薬が買われ、ディー・エヌ・エー、日本電気硝子は売られました。

 TOPIX(東証株価指数)は前日比11.14ポイント高の1633.01。東京外国為替市場でドル/円は午後3時現在、1ドル=112円20銭台で推移しています。

現状維持に安心感

 日銀は金融政策の現状維持を決定しましたが、根岸さんによると、日銀が国債の買い入れ額を減額するのではとの見方があったことから「現状維持に対する安心感が出ました」(根岸さん)。各国の中央銀行が金融政策の正常化へシフトする中、日銀が現状維持を示したことで円が弱含む展開が続けば、日経平均の支援材料となりえます。

(オトナンサー編集部)