あなたの眠り足りてる? 睡眠不足による経済損失は・・・なんと15兆円!

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 一日の約3分の1を占める睡眠。でも、一般的に日本人は働きすぎだといわれ、成人の約4割は睡眠時間が6時間未満であるという調査結果もある。博報堂生活総合研究所が行った調査によると、「2017年に力を入れたいこと」として1位に挙がったのは「睡眠・休息」だった。多くの人が日ごろ、疲れを実感しているということだが、あなた、そしてあなたの周りは、十分な睡眠を確保できてる?

 人の心身をリフレッシュさせる眠りは、不足すると体に不調を起こすだけでなく、死亡リスクを高めたり、仕事の生産性を低下させたりする。従って、個人にとっても社会にとっても、きちんと睡眠を取ることが重要だ。実際に、アメリカのシンクタンク「ランド研究所」が2016年11月に発表した調査では、日本人の睡眠不足を原因とした国家レベルの経済的損失は、国民総生産(GDP)の2.92%にあたる1,380億ドル(約15兆円)に達するという研究結果が出た。日本は調査対象の5カ国(アメリカ・ドイツ・イギリス・カナダ・日本)のうち、GDP比で考えると最も損失が大きい計算だ。今まで以上に会社や社会全体で、就労や休みのあり方について考える必要がある。

 そして睡眠を考える際、十分な時間を確保するのと同時に大事なのが、その「質」に注意することだ。快眠セラピストの三橋美穂さんは「良い睡眠を取るためには温度は16〜26℃、湿度は40〜60%に維持するのがいいといわれています。が、それは空気がキレイであるということが前提」と話す。空気が汚れた空間では、人は無意識に呼吸が浅くなるらしい。寝室の換気や掃除をこまめに行い、時間・質ともに“良い”睡眠を取ることを心がけよう〜。