10万円札なぜ作られない?

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日常生活の疑問として、日本の高額紙幣はなぜ1万円なのかという問いがあるでしょう。1万円以上の買物をすることもときにはあります。そんな時に10万円札や、5万円札があれば便利だと思ったことはないでしょうか。1000万円の買物をする時に、1万円札ならば1000枚用意しないといけませんが、10万円札ならば100枚で済みます。便利ではないかと思うかもしれませんが、そこには落とし穴があります。

リスクがある?

高額紙幣が作られない背景にはリスク管理の問題があります。現在多額の現金をやりとりする場合は、銀行に直接振り込む電子送金が一般的です。1億円の契約をする時に、1億円の現金を持ち歩くことはないのです。いまや給料もほとんどが銀行振込です。それに、20万円の給料を10万円札2枚で渡されたら味気ないですよね。さらに、仮に高額紙幣の偽札が作られてそれが流通してしまえば、日本の経済に大きなダメージとなります。

新紙幣対応の必要

さらに新紙幣を作った場合、銀行のATMはもちろん、自動販売機をはじめ、あらゆる電子機器を新札に対応しなければいけません。高額紙幣を発行するリスクの方が現状維持に比べてはるかにコストがかかるのが現状なのです。そのため、今後5万円、10万円といった高額紙幣は発行される可能性は低いといえるでしょう。