2017年、夏。

記録的な猛暑が続く、地元・東北地方です。

超格安で買った中古住宅には、まだエアコンがなく、連日のうだるような暑さに熱中症になりそうな筆者。

しかし、我が家には、まだまだ目立った汚れが残っており、日々お掃除に励んでいます。

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■暑い時こそ、掃除がはかどる理由


気温が高いと、ガンコな油汚れが取れやすくなります。そして、水分が乾きやすい!

エアコンがある室内は、年中温度調節が可能です。室内の温度を上げるのは冬でも簡単。

ですが、屋外はどうでしょう?真冬に窓掃除などは、さすがにできませんね!

梅雨時を外した夏こそ、お掃除にはもってこいの季節なのでした。

■プロだからといって特別な道具や洗剤を使っているわけではない!?

近頃、お掃除のプロであるところの師匠に師事して、いろいろなテクニックを教わっている筆者。

(会社の仕事の一環として、掃除のお手伝いに狩り出されているだけ)。

根掘り葉掘り聞かれて警戒したのか、師匠から「他の人にあまり教えないでね」と言われてしまいました!(笑)

「あまり」ということですから、ちょっとは教えてもかまわないんだ!

と自己解釈して、師匠の言葉を忖度(そんたく=他人の気持をおしはかること。一時、ニュースやワイドショーでよく使われていましたね)せず、読者の皆さんにお伝えしたいと思います。

まずは、掃除の基本セットです。

ほとんどを、100均ショップでそろえることができます。

ほぼほぼ100均ショップで購入可能な、お掃除に役立つアイテム

●ヘラ:こびりついた油汚れをこそげ落とします。

●ブラシ各種:用途に合わせて、いくつか用意した方が便利です。歯ブラシも使えます。

●あかちゃんのおしり拭き:ちょっとした汚れは、これで拭き取るだけで落ちます。

●クエン酸・重曹・セスキ:人体や自然環境に優しい万能洗剤のもととなります。

●タオル:カラ拭き用と水拭き用、数枚を用意しておきましょう。

●酢:重曹やセスキにかけると、化学反応で泡が出て、剥離(はくり)効果が高まります。酢は、雑菌の除菌にも役立ちます。

●漏斗(ろうと):スプレーに、各種粉末状の洗剤のもとを入れるのに必要です。

●塩素系漂白剤:ノロウイルスにも効く次亜塩素酸ナトリウムが入った、塩素系漂白剤です。除菌と漂白が同時に行えます。

●キッチン用手袋:肌に洗剤がつくと手が荒れます。スリ傷防止にもなる、手の保護用必需品。

道具をそろえたところで、では、レッツ掃除

手袋も、忘れずに。皮膚が丈夫でも、洗剤負けします。

■掃除がしづらいこんなもの(ところ)に、こんな方法

▪️水道の蛇口

水アカやホコリがこびりついて、けっこう汚れているのが洗面台(陶器)と蛇口(金属)の接合部分です。

ここに重曹やセスキ(酸性)、クエン酸(弱アルカリ性)、家庭用食器洗い洗剤(中性)を水に溶かして作った液を吹きかけ、ブラシ(毛が細いと、すき間に入りやすい)でゴシゴシこすります。

すると出てくるわ、出てくるわ!

黒っぽい汚れが出たら、水で流すか、水拭き用タオルで拭います。

蛇口の金属部分は、洗剤をつけたタオルで拭き、すぐにカラ拭き用タオルで拭く(力を入れて、こする)と、ピカピカに。

▪️サッシのレール

freeangle / PIXTA(ピクスタ)

ここ、けっこうホコリがたまって黒く汚れています。

掃除機でホコリを吸ったら、洗剤を吹きかけ、各種ブラシ(このブラシがけの丁寧さが、プロのポイント)でゴシゴシ。

汚れをタオルで拭きとること数回の後、カラ拭きして完成です!

▪️ソファ各種


師匠に掃除の仕方を聞いたところ、本革はお手上げだそうです。汚れた部分を削るしかないそう。

カビがひどい時は、購入した店に問い合わせましょうね。

freeangle / PIXTA(ピクスタ)

ポリウレタンやPVC(ビニールみたいなやつ)で出来ている合成皮革/人工皮革はカビが生えづらく、掃除は簡単。

洗剤液に浸したタオルで拭き、カラ拭きするだけ。

その前に、ブラシで狭いすき間に入り込んだホコリや髪の毛などをかき出し、掃除機で吸い取ります。

合成皮革に限らず、どの素材のソファもまず掃除機をかけましょう。

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布製(ファブリック)ソファの表面は、カバーが外れるなら、それは洗濯機で洗います。

本体にカバーがとめてある一体型は、丁寧に掃除機をかけます。

油汚れの場合は、重曹やセスキ、家庭用洗剤で作った液を吹きかけ、毛先の柔らかい歯ブラシなどでこすります。

師匠によると、血液などタンパク質の付着には、洗濯用の酵素が効くとのことです。

酵素(食物酵素)は、りんご・パイナップルなどに多く含まれ、タンパク質を分解する働きがあります。

酵素洗剤には、自然由来のプロテアーゼ(タンパク質分解酵素)なるものが使われているそうです。

その後、汚れがひどい部分を洗剤がしみたタオルで叩いて、水で濡らしたタオルで汚れを吸収。最後に自然乾燥させます。

▪️パソコンのキーボード&ディスプレイ

kou / PIXTA(ピクスタ)

手垢や皮脂がついており、実はトイレの便座より汚い(雑菌だらけ!)と言われている、パソコンのキーボードです。

まずは掃除機でホコリを吸い取り、次にアルコールが入っている市販の除菌ペーパーで拭くとよいでしょう。

パソコンやテレビの液晶モニターは、基本的に水拭き禁止です。

ピンポイントの汚れは、ぬるま湯を少しつけたタオルで拭き取ります。

全体的には、メガネ拭きなど、繊維が柔らかく目が細かい布で拭いておしまい。

▪️大量の窓


プロは時間短縮のため、スクイージ(=水切りワイパー。日刊Sumai編集部の君島さんに呼び名を教わりました)を使います。

しかも、ブレードの長いやつ。

師匠に聞いたところ、大量の窓は、高圧洗浄機を使うのが手っ取り早いそうです。

幸い、我が家には昨年買った家庭用高圧洗浄機(ケルヒャーK5)があり、

付属の専用タンクで窓に一気に洗剤液(家庭用中性洗剤と水を適量入れたもの)を吹きかけ、数分放置。

サッシの汚れが浮いてきたら、ブラシでこすり落とします。

窓についた洗剤は、付属の水が拡散するスプレーランス(うっかり素足にかけた高水圧の水は、刃物で切られたように痛かったです)で洗い流します。

高圧スプレーの威力は、すさまじいです。

乾いたら、カラ拭きすると水滴の跡や水垢の線が消えて、ピッカピカになりますよ。

■夏の大掃除・まとめ

こんなに大勢は不要だけど、休み中、家族みんなで協力すれば、仕上がりが早いですね

最後にひとつ、プロが常用する洗剤を、こっそりお教えしましょう。

リンレイが発売する、『プロインパクト』がそれです。

プロインパクトを水に適量入れて作った液をタオルに染み込ませて拭いたり、スプレーで汚れのひどい部分に直拭きすると、

特殊浸透材とイオン洗浄成分が超強力に働き、驚くほど汚れが浮き出てきます。

水で50倍に薄められた400mlのスプレーは、ネットで購入すると、1本800円ほど。

原液は量が多く、値段が高くなりますが、水で薄めて使うので、かえってお得です。

それでは、皆さん、炎天下や高温になっている室内の作業では、熱中症に気をつけて。

健闘を祈ります!