韓国統一省は19日、韓国の財閥のひとつ、現代グループが故鄭夢憲(チョン・モンホン)元会長の追悼行事を北朝鮮の景勝地・金剛山で行うために求めていた北朝鮮との接触許可を承認したと発表した。

2003年8月に死去した鄭氏は、父で現代グループ創業者の鄭周永(チョン・ジュヨン)氏の意を受け、1998年11月から北朝鮮で金剛山観光事業を行っていた。

同事業は2008年7月、韓国人観光客が北朝鮮兵により射殺された事件を受けて中断されたが、同グループはその後も、金剛山・温井閣の向かいにある鄭氏の追悼碑前で追悼行事を開いている。

北朝鮮は現在、人道的な支援を行うための韓国民間団体の訪朝を拒否しているが、今回は北朝鮮と縁の深い人物の追悼行事でもあり、受け入れる可能性があるとみられている。

実現すれば、文在寅政権発足後、韓国側から訪朝する初めての例となる。