インテルが「純中国」チームに? トヒル氏が会長辞任を表明

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 イタリアのサッカー情報サイト『FCInter1908』は17日、「インテルの会長エリック・トヒル氏は、クラブから離れることを明言した」と報じた。

 インドネシア人実業家のトヒル氏は2013年にマッシモ・モラッティ氏から株式を買い取り、インテルのオーナー兼会長となった。しかし昨年中国の蘇寧グループに株式の過半数を売却してオーナーから降りており、会長としての役割だけを務めていた。

 だが、彼は現在2018年にインドネシアで行われるアジア競技大会の仕事を行っており、もはやインテルの会長は続けられない状況にあるという。

 トヒル氏は「クラブ間の競争は、ヨーロッパではますます激しくなっている。その中で高額な選手を取引するためには、中国のパートナーを必要としていた。 インテルは中国に1億人のファンを持っている。蘇寧グループは経済的な優位性をもたらすオファーをくれた。クラブのためだった。その証拠に、予算は3倍になった」

「2018年のアジア競技大会の準備は、私をインテルから離れることを余儀なくさせている。私は最後の会議でインテルを去ることを提案した。アジア競技大会が原因で続けることが出来ないと。そして彼らはそれを認めた。この3〜6ヶ月の間に変化があるだろうが、私にはわからない。自分の優先順位は当然ながらアジア競技大会に向いている」

「例えば、選手の売買について話そう。意見を言うことは出来るが、私はかつてのようにコーチと話はしていない。時間がないからだ。サッカーについて話せば、我々はリスクを最小限に止めることが出来ない。結果は予測できないからだ。マンチェスター・ユナイテッドもトップ4に入れなかった。サッカーは浮き沈みがあるものだ」

「しかし我々は大きな収入を得ることが出来たし、素晴らしい歴史とファンがここにある。インテル、ユヴェントス、ミランのようなクラブは、持続可能な経営基盤があると思う。結果は期待ほどではないので悲しい。ファンに対しても申し訳ない。しかし、サッカーはピッチ内外でバランスがなければならない」とコメント、別事業との関係でクラブへの関与が難しくなったと語った

 トヒル氏が離れれば、名実共に中国の蘇寧グループがインテルの全てを掌握することとなる。

(記事提供:Qoly)