メキシコ移籍の本田が抱く野心 パチューカ会長「クラブ史に残る最高の陣容」と自信

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地元紙が本田のコメントを紹介 「日本はメキシコから多くのことを学べる」

 メキシコの名門パチューカに移籍し、加入会見に臨んだ日本代表FW本田圭佑。

 スペイン語でファンに向けて直接メッセージを伝えるなど、新たなチャレンジに身を置いているが、地元紙「クロニカ」は「パチューカ入りのホンダが日本に興奮を巻き起こしている」とのタイトルで報じている。

「皆さん、こんにちは。僕はケイスケです。僕はここに来れて満足しています、ありがとうございます。僕はできる限りチームを手助けしたい。だけど僕は昨日、スペイン語を準備したばかりだ」とスペイン語で挨拶するとともに、「ここに来てすべてのことにとても驚いている。日本人選手がここでのことをすべて知っていれば、より多くの選手が毎年来るようになるのではないか」と、自身が活躍することで日本人選手のメキシコリーグへの関心を高め、“開拓者”になることを目指しているようだ。

 また本田は、かつて日本代表で師事したメキシコ人指揮官にも言及。「ハビエル・アギーレは日本代表で自分の監督を務めていたし、ヨーロッパに素晴らしいメキシコ人選手がいることを知っている。日本はメキシコのフットボールのスタイルから、多くのことを学べると僕は思う」と語ったという。

「プロフェッショナルで素晴らしい人間性」

 クラブの会長を務めるジェズス・マルティネス氏にとって、本田加入は悲願だったようだ。日本人アタッカーについて「ケーキの上に置かれるサクランボ」と表現しつつ、「とてもプロフェッショナルで素晴らしい人間性だ。今日は特別な日となった。我々は3つの特別な大会を持っているし、一歩ずつ進む必要がある」と、メキシコリーグ、カップ戦、そして12月にUAEで開催されるFIFAクラブワールドカップを見据えた。

 同会長は「我々は今、クラブ史に残る最高の陣容を作り、それが機能すると希望に満ちている」とも語っている。パチューカ、そして本田両者の野心が結び合って成立した今回の移籍劇。シーズン開幕前のメキシコ国内で、大きな話題となったことは確かなようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images