苦手だった夏休みの宿題1位は「読書感想文」! ここでカズレーザーが書いた『桃太郎』の読書感想文を振り返ってみましょう

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待ちに待った夏休み♪ でも休みが長〜いぶん、宿題もどっさり出ていましたよね。ドリルに絵日記、自由研究に読書感想文。さてあなたは、どの宿題が苦手だったでしょうか?

アンケートサイト「みんなの声」の調査「夏休みの宿題で、嫌だったモノは何?」で総合1位を獲得していたのは、「読書感想文」(5847票)。なお2位は「自由研究」(4324票)、3位は「絵日記」(1133票)でした。

個人的に読書感想文は好きな方だったのですが「読書感想文が嫌いだった」という人は非常に多いよう。このアンケートを見て、ふと思い出したのが、お笑い芸人のカズレーザーさんが以前『アメトーーク』で披露していた『桃太郎』の読書感想文です。

【カズレーザーさんの読書感想文が秀逸すぎる】

2017年3月19日にテレビ朝日系で放送された『日曜もアメトーーク! 2時間SP』の「勉強大好き芸人」というコーナーで紹介されたカズレーザーさんの読書感想文は、唯一無二で、とてもマネできる内容ではございません。

いったいどれくらい “唯一無二” なのかと申しますと、まあ読めばわかる!

「桃太郎という作品は一組の老夫婦の下に孤児が漂着するという奇跡から幕を開ける。
序盤では夫妻が無償の愛を注ぎ桃太郎を育てあげる姿が描かれる。
しかしながら桃太郎は育ての両親を『おじいさん、おばあさん』とあくまで他人行儀に呼ぶ。
1親等ではなく2親等で呼ばれ続けていた老夫婦の心中は察するに余りある。
その後は桃太郎の立志と旅立ち、仲間達との出会いが描かれ、
鬼の征伐を見事に成し遂げた桃太郎が財宝を携え凱旋したところで物語は幕を閉じる。

この物語に着目すべき点は多いが、その中でも私は鬼が金銀財宝を築造していた点を挙げたい。
即ち、鬼達は物々交換ではなく貴金属を介した貨幣経済の概念を有していたと推測できる。
こでまで伝承されていた鬼のイメージに一石を投じる非常に資料価値の高い物語だと言えよう。」

【視点、文の組み立て方、語彙力、ぜんぶ完璧!】

たとえば「桃太郎という作品は、1組の老夫婦の下に孤児が漂着するという奇跡から幕を開ける」という書き出しからすでに、只者ではない感じが読み取れるかと思います。

また桃太郎が育ての両親を「おじいさん、おばあさん」と呼び続けることに対し「1親等ではなく2親等で呼ばれ続けた老夫婦の心中は察するにあまりある」と心配してみたり、鬼が金銀財宝を溜め込んでいたことに対し「物々交換ではなく貨幣経済の概念を有していたと推測できる」と分析してみたり。

あまりにも視点が斬新すぎるので、この感想文を読んだだけではカズレーザーさんのエッセンスを取り入れることは不可能でしょう。語彙力の高さもまた、ガチの読書好きだからこそ成せる技〜!

【読書感想文の書くヒントがあった】

しかしマネできなくとも、ヒントは得ることができると思うのです。

カズレーザーさんの読書感想文は、「あらすじ」「感想」「自分の解釈」の3ブロックで成り立っています。

オリエンタルラジオの中田敦彦さんも番組内で話しておりましたが、「感想」だけで「あらすじ」が書かれていないと、「この子は本当に内容を理解できたのかな?」と思われてしまうのだそう。

また差のつけどころは「自分の解釈」の部分。物語から何を学んだのか、そしてどんな切り口から読んだのかを明らかにするのも、非常に重要とのことでした。

【苦手意識も克服できたらいいね】

カズレーザーさんのような視点は1日やそこらじゃ身に付きませんが、「あらすじ」「感想」「自分の解釈」の3ブロックで書く、これを実践するだけでかなり読書感想文が書きやすくなるのではないでしょうか。ついでに苦手意識も克服できたら、きっと素敵な “作品” が仕上がるはず!

ってなわけで、お子さんがいるみなさんはどうぞご参考に〜。お子さんがいないという人も、童心に帰って読書感想文を書いてみると、意外と楽しめるかもしれませんよ♪

参照元:みんなの声「夏休みの宿題で、嫌だったモノは何?」
執筆=田端あんじ / 画像=Pouch (c)Pouch

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