“子供の夏休み”、働くママは正直しんどい?ママ1000人が負担に思うこと

写真拡大

 7月20日前後から全国の小学生の夏休みが始まります。子供にとっては“楽しい夏休み”。忙しく働くママにとっては、子供と過ごせる楽しさと裏腹に、悩みの種でもあるようで…。

 今回は、リサーチ会社・マクロミルが「小学生の子供を持つ働く母親」1,000名を対象に実施した、子供の夏休みについてのアンケート結果をご紹介します。

◆働くママが感じる夏休みの負担、7割は「食事の準備」

「夏休み中負担に感じること・不安に思うことは何か」とアンケートしたところ、最も多かったのは「子供の食事の用意」(68%)だったことがわかりました。

 公立に通う小学生の場合、昼食は給食がほとんどですが、夏休みになると給食はありません。また、まだ一人で留守番ができない学年の子供の場合、夏休み中も学童に通わせる親が多く、お弁当を持参させる必要があるなど、いつも以上に忙しくなる現実があります。

=========================
<働くママ1000人が「夏休み中、負担に感じること・不安に思うこと」>

1位 子供の食事の用意 68.2%
2位 子供の安全の確保 56.2%
3位 子供の宿題(自由研究)などの進捗 54.2%
4位 子供と一緒にいる時間の確保 43.3%
5位 子供が日中、親の意にそぐわないような過ごし方をしないか 41.6%

==========================

◆働くママの4人に1人は、「追加の休暇は取らない」

 また、通常の休み以外に、子供の夏休みにあわせて「休暇を取る」と答えた人は70%以上、反対に約26%は「特別に休む予定はない」と答えています。

 さらに、休暇を取ると答えた人でも、その予定日数は「3日間」(17%)、次いで「5日間」(15%)、「7日間以上」(13%)。平均すると4.1日であることがわかりました。

 子供とゆっくり過ごしたくても、休みが取れないジレンマを感じますよね。

◆働くママの認知度はかなり低め!「キッズウィーク」とは?

 2017年5月に政府が検討を始めた「キッズウィーク」についての質問では、「知らない」が43%、「聞いたことはあるが内容まで知らない」が35%と、認知度が低いことが明らかになりました。

 ちなみに、「キッズウィーク」とは、全国にある小中高校を対象に、夏休みなどの長期休暇の日数を一部削り、この削った日数分を地域ごとに別の時期に割り当てるというものです。

 これまでの全国一律の連休ではなく、地域ごとに連休を分散させることによって、有給休暇の取得を促したり、旅行の時期がバラけて観光業が活性化することを狙いとしている、と言われています。

◆「キッズウィーク」導入についての意見は意外にも…

「キッズウィーク」の内容を説明し、改めて賛否についてアンケートを実施したところ、「賛成」が27%、「どちらともいえない・わからない」は42%、「反対」は32%という結果が出ました。

 半数近くのママが「どちらともいえない・わからない」と答えています。その理由として、「子供との時間が増えるのは素晴らしいが企業の協力がないと実現が難しい」といった趣旨の回答が目立ち、あくまでもこの制度は“理想”として捉えているようです。

 また、「賛成」派よりもやや多い「反対」派の意見は、「これ以上長期休暇が増えても仕事のしわ寄せくる」など現実的な意見が多数でした。

 何はともあれ子供にとって待ち遠しい夏休み。かわいい我が子に最高の夏休みの思い出を作ってもらうためにも、家族で力を合わせて乗り切るしかない! といったところが現状でしょうか。

【調査概要】
調査主体:マクロミル
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:小学生の子供と同居している会社員・公務員の母親(22歳〜59歳)1,000名
調査期間:2017年6月13日(火)〜14日(水)

<TEXT/ハセベサチコ>