アクティブレストで早期の疲労回復を目指そう

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筋疲労の早期回復にはアクティブレストを!

ひと昔前までは、運動後のリカバリー(疲労回復)をできるだけすみやかに完了させるには、安静にしていることが効果的という考えかたが一般的でした。しかし近年、じっとしているのではなく、軽く体を動かすほうが疲労回復を早めることができるという考えかたが主流となっています。これはアクティブレストと呼ばれ、安静にしているより疲労回復効果が高いと、研究でもあきらかにされています。ただし、関節の動きに支障が出るほどの痛みや腫れがある場合は、患部の安静が必要です。

ジョグ、水泳、ヨガ、サイクリングがおすすめ

アクティブレストの方法としては、まず当日はクールダウンとして運動後の、まだ筋肉が温まっているうちに静的ストレッチをゆったりと20〜30秒程度行いましょう。そして、翌日に、20〜40分程度のジョグなどの軽い運動をするといいでしょう。運動強度としては、「会話ができる程度」「軽く汗をかく程度」の強度を目標とし、自身の最高心拍数の55%を超えないようにします。
運動の方法は、ランナーであればランニングでかまいませんが、なるべく衝撃の少ない路面を走る、クッション性の高いシューズ着用することは忘れずに。また、水泳やヨガ、サイクリングなどもアクティブレストとしておすすめの運動です。

 

ライター:楠田圭子(RUNNING style
出典元:RUNNING style.95「ランナーにいいこと、悪いこと」
監修:蔵本理枝子(日本整形外科学会認定専門医・日本整形外科学会認定スポーツ医)
写真:樋口勇一郎、istockphoto