中国では「日本製品は質が良い」といった理由で人気がある。普通に質が良いだけではないため、中国人からすれば「恐怖」すら感じるようだ。中国メディアの今日頭条はこのほど、「日本の工業製品を見て恐れを感じる」と論じる記事を掲載し、日本の鉄鋼業界について紹介している。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国では「日本製品は質が良い」といった理由で人気がある。普通に質が良いだけではないため、中国人からすれば「恐怖」すら感じるようだ。中国メディアの今日頭条はこのほど、「日本の工業製品を見て恐れを感じる」と論じる記事を掲載し、日本の鉄鋼業界について紹介している。
 
 記事はまず、日本の鉄鋼メーカーは技術力の高さで世界トップレベルの水準にあり、それはドイツのメーカーも1980年代から認めてきた事実であると指摘。また、ドイツの鉄鋼メーカーも日本メーカーの技術を導入してドイツの高級自動車に鋼板を供給していると伝えた。
 
 また、日本の精錬技術も世界トップで、航空機に使われている特殊鋼などにも日本の技術が用いられていることを紹介したほか、世界の原子炉格納容器などの大型で精密さが求められる物に至っては、日本がシェアの大半を獲得して、市場を独占していることなどを紹介した。
 
 かつて中国人消費者にとって日本の家電は憧れだった時代がある。しかし近年は日本の電機メーカーが家電から撤退したり、中国企業に事業を売却したりするなどの動きがあったため、日本企業の製品が中国人消費者の目に直接触れる機会は減っている。しかし、中国の鉄鋼メーカーでは日本企業の技術が導入されていたり、各製品でも基幹部品は日本メーカーの製品だったりというケースは非常に多い。そのため、中国人の目に直接触れずとも、日本の工業製品は今なお大きな影響力を持っており、その程度は「恐れを感じる」ほどだと伝えている。
 
 これに対して中国のネットユーザーからは、「日中の工業力の差は非常に大きい。日本の自動化技術なども恐ろしいほどだ」といった声が見られた。日本製品の質の良さは使っていくうちに分かってくる。中国製品は最初こそ使えるが、すぐに使い物にならなくなったりする。消費者としては質の良い物を使いたいと思うものだ。中国製品に慣れている消費者からすれば、日本の高い品質を実現する技術力は恐ろしく感じるのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)