熱帯暴風雨「ドン」が発生した米国東部沖の大西洋を捉えた衛星画像。米国海洋大気局(NOAA)・米航空宇宙局(NASA)提供(2017年7月19日提供)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米国立ハリケーンセンター(NHC)によると、大西洋(Atlantic Ocean)では熱帯暴風雨「ドン(Don)」が発生、そして太平洋(Pacific Ocean)では熱帯低気圧が熱帯暴風雨へと発達すれば「ヒラリー(Hilary)」と命名される予定だ。

 米国民の中には、激戦となった2016年の大統領選の記憶も新しいうちに、「ドン」と「ヒラリー」という嵐が出現することにうんざりしてしまう人もいるかもしれない。だがNHCは、これらの名前は政治とは無関係だと説明している。

 1953年以来、NHCは暴風雨の命名に6年分の名前リストを用意し、順番に繰り返し使用してきた。つまり、2017年に使用されたリストは2023年にまた使用されることになる。また、地域によって異なる名前リストが使われることになっているため、大西洋に「ドン」、太平洋には「ヒラリー」が発生することになるのだという。

 一方、米国のマスコミやインターネットユーザーらは、大統領選で火花を散らしたドナルド・トランプ(Donald Trump)氏とヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏が暴風雨として戻ってくる機会を逃すまじと盛り上がっている。

 NHCは「ドン」について、「小型」で「はっきりとした表面の循環」が確認できるが、「特に秩序だってはいない」と表現している。
【翻訳編集】AFPBB News