『オリエント急行殺人事件』ポスタービジュアル

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"ミステリーの女王"として知られるアガサ・クリスティーの名作小説を、豪華キャストでよみがえらせた『オリエント急行殺人事件』。これまで何度も映像化された題材をもとに、今回監督・主演を務めたケネス・ブラナーのコメント、そしてポスタービジュアルが到着した。

トルコ発フランス行きの寝台列車オリエント急行で、尊大な富豪ラチェットが刺殺された。車両には、教授、執事、伯爵、伯爵夫人、秘書、家庭教師、宣教師、未亡人、セールスマン、メイド、医者、公爵夫人、車掌と、様々な境遇の13名が居合わせていた。そして同じく乗り合わせていたのが世界一の探偵、エルキュール・ポアロ。列車が雪だまりで立ち往生する中、ポアロは閉じ込められた空間で事件を解決しなければならなくなるが...。

到着したポスターでは、煙を吐きながら走行するオリエント急行を背にしたポアロの姿とともに、「その日、一等車両は容疑者で満室でした」というコピーが踊っている。

ジョニー・デップ、ペネロペ・クルス、ミシェル・ファイファー、デイジー・リドリー、ジュディ・デンチ、ウィレム・デフォーといった豪華キャストが集うチャンスに、監督することを即決したというブラナー。「これだけの顔ぶれが勢ぞろいすると考えて、首筋の毛が逆立つような気がした。我々が目指したのは、新たなアプローチを見つけることだった。素晴らしい音楽というのは生涯を通して耳にするものだし、私は個人的に様々な種類の音楽を楽しんでいる。そういう意味でも、自分たちのバージョンに落ち着きたいと思っていた。だからこそ、一流のストーリーは何度も伝える価値があると思っている」と述べた。

そんなブラナーによれば、急行列車には密室劇の舞台という以上の意味があるという。「列車はエキサイティングで、魅力に満ち、ロマンがあり、しかも破壊的にもなり得る。速いスピードで移動し、孤立状態を生み、危険な場所でもあるから、閉所恐怖症を引き起こすような閉ざされた環境となり、その中で人々は試され、神経をすり減らす。そして、良くできた物語の要素であるドラマや対立が生じる。だから、列車は内側でも外側でも、とても順応性のある環境になった」と、列車をキャラクターとして捉えていることを説明している。

これまでにもシェイクスピア作品をはじめ、数々の作品でメガホンを取ってきたブラナー。2015年に手掛けた『シンデレラ』の大ヒットも記憶に新しい彼が、この有名なストーリーと名探偵にどう息を吹き込むのか、注目だ。

『オリエント急行殺人事件』は12月8日(金)全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)