サウジアラビアの首都リヤド市内を歩く女性ら(2016年10月3日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

写真拡大

【AFP=時事】超保守国家のサウジアラビアで、首都リヤド(Riyadh)の歴史地区をミニスカート姿で歩いている映像がインターネット上に公開され、警察の事情聴取を受けていた女性が、起訴されずに釈放された。同国政府が19日、発表した。

 情報省によると、警察は18日夜に女性を釈放。検察官は女性を不起訴としたという。

 警察は18日、写真・動画の共有アプリ、スナップチャット(Snapchat)に投稿された一連の動画に、クロップトップとハイウエストのミニスカート姿で映っていた女性を聴取していると発表していた。

 情報省の発表によると、女性はスカート姿で髪の毛を隠さずに歴史地区を歩いていたことは認めたが、動画がオンライン上に投稿されたことについては知らなかったと話したという。

 サウジアラビアは世界でも女性の権利に対し特に厳しい制約を課している国で、女性は公の場ではほぼ常に体を包む黒い布アバヤを身に着け、髪も隠さなければならないとされている。

 今回投稿された動画がきっかけとなり、サウジ内外のソーシャルメディアでは同国でのジェンダーや権利に関する議論が巻き起こっていた。
【翻訳編集】AFPBB News