海外に知られる日本のイメージとしては、富士山、京都と並んで東京が有名だろう。中国メディアの今日頭条はこのほど、東京・銀座にスポットを当てつつ、「世界トップレベルの繁華街は昼と夜で違った顔を見せる」と紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:(C)Sean Pavone/123RF)

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 海外に知られる日本のイメージとしては、富士山、京都と並んで東京が有名だろう。中国メディアの今日頭条はこのほど、東京・銀座にスポットを当てつつ、「世界トップレベルの繁華街は昼と夜で違った顔を見せる」と紹介する記事を掲載した。
 
 記事は、銀座の歴史的な背景として、江戸幕府によって銀貨鋳造所が置かれたことから「銀座」の名前の由来が来ていることを紹介し、400年の時を経た現在もお金を集める場所としての力は健在であると指摘、日本で最も繁栄した繁華街であると紹介した。
 
 さらに、銀座はパリのシャンゼリゼやニューヨークのマンハッタンに並び、世界に刺激を与える街として知られているが、「銀座には昼と夜の顔がある」とし、その二面性から銀座という特殊性を指摘。昼の銀座については「モダンさと格調の高さ、荘厳華麗で知性と温かさのある街」だとし、こうした風格は20世紀に始まり、常に新しい文化の発信地として存在してきたゆえに、銀座は時代のなかで洗練され、日本の文化の象徴としてのブランドを持ち、流行の先端をいく代名詞となっていると伝えた。
 
 そして商業施設が密集する銀座の面積は決して大きいものではないとしながらも、巨額の富を生み出し、有名な老舗百貨店や貴金属店、ブランド店が立ち並び、その街並みは独特の荘厳華麗さを持つと紹介。そして車や人が絶えず行き交うが、とても整然として秩序が保たれているともした。
 
 また、銀座にはクラブなど飲食店が立ち並ぶエリアが存在するが、銀座の夜の街については「喧騒と静けさが共存していて、目を奪うほど鮮やかで美しい」とした。記事は写真と共に銀座の街並みを紹介しているが、銀座は歴史と時代の先端を行く建物が混在しているうえ、清潔さと秩序もあるため、中国人にとっては「日本を訪れたからには、必ず寄りたい」という気持ちになるようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)Sean Pavone/123RF)