仏パリのシャンゼリゼ通りで行われたフランス革命記念日の軍事パレードに出席したピエール・ド・ビリエ統合参謀総長(2017年7月14日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】フランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領と防衛費削減をめぐって対立していたピエール・ド・ビリエ(Pierre de Villiers)統合参謀総長(60)が19日、辞任を表明した。

 ビリエ氏は声明を発表し、辞任の理由について「国と国民の保護を保証するために必要だと考える」形で軍の指揮を執ることが可能とは、もはや思えなくなったためと明らかにした。

 ビリエ氏は先週、議会での委員会において、防衛費8億5000万ユーロ(約1100億円)を削減する方針により、仏軍が「めちゃくちゃにされる」のは容認できないと発言。同氏とマクロン氏の対立が明るみに出た。

 マクロン氏はこの発言を受け先週末、新聞紙上のインタビューで「ボスは私だ」と述べた上で、もし意見の相違がある場合、「見解を変えるのは統合参謀総長」の方だと強調した。

 ビリエ氏は19日、「自分の異議」を政治家に伝えることは自身のキャリアを通じて義務であると信じてきたと述べた。
【翻訳編集】AFPBB News