公開10周年を記念したポスター (C)2007 Tip Top/SPOTTED PRODUCTIONS

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 松江哲明監督の原点ともいえる初期の代表作「童貞。をプロデュース」の公開10周年を記念したレイトショー上映が、8月25日から同作の撮影地でもある東京の池袋シネマ・ロサで行われることが決定し、あわせてポスタービジュアルもお披露目された。

 本作は、撮影当時に一歩間違えば自分も引きこもりのオタクになっていたかもしれない松江監督が、、2人の青年を“童貞”から脱出させるべくプロデュースするドキュメンタリー。キスの経験すらない半ひきこもり青年に荒療治を施す第1部、80年代のB級アイドルに思いを寄せ、自主制作映画まで作ってしまったサブカルオタク青年が主人公の第2部から構成され、人気バンド「銀杏BOYZ」の峯田和伸が第1部と第2部の間に特別出演している。

 「童貞。をプロデュース」は毎夏、撮影ロケ地でもある“聖地”池袋シネマ・ロサで定期上映を行い、今回で記念すべき10回目。だが、ポスタービジュアルには“卒業上映!?”といった文字が記されており、今年が最終上映であることを匂わせている。

 第25回東京国際映画祭のコンペティション部門で観客賞を受賞した「フラッシュバックメモリーズ 3D」や、「DDTプロレスリング」のレスラーたちを追った「俺たち文化系プロレスDDT」、山下敦弘監督の共作「映画 山田孝之3D」など話題作を生み出し続ける松江監督。「まさかの『童貞』10周年。公開時、僕の代表作になってしまったことは確実で、これを超える作品を作らなきゃ、と意識することで新たな代表作を作ることができたかな、と思います」と胸中を吐露し「でも最も観客に愛された作品であることは間違いないでしょう。10年間、上映を続けてくれたシネマ・ロサに深く感謝」とコメントを寄せている。

 「童貞。をプロデュース」は8月25〜31日、東京・池袋シネマロサで1週間限定レイトショー公開。期間中はゲストによる舞台挨拶、トークショーの開催も予定している。