今年で4回目になる、京都嵐山の「宙フェス」。読み方は、ソラフェスです。

宇宙の魅力を味わえると人気ですが、なぜまた嵐山の法輪寺で? と思う人も多いかもしれません。

でもこの法輪寺、じつはとても宇宙と関係が深いのです。

祀っているのは
「明けの明星」の化身

…と、その前に。この「宙フェス」を簡単に説明すると、星空の楽しみ方を一堂に集めた野外イベントで、2014年から開催。

アートやサイエンスはもちろん、宇宙にまつわる雑貨を揃えたマーケットやカフェなどもあります。また、宙や星を愛する著名人によるトークステージも開催。ちなみに、今年のテーマは「ここにしかない景色」。

そんな未知の世界に触れるには、法輪寺が最高の会場になってくれるそうです。

法輪寺のご本尊、虚空蔵菩薩は大空(宇宙)を意味していて、明けの明星の化身とも呼ばれています。広大な宇宙のように無限の知恵を持っていて、智恵や知識、記憶、といった面での利益をもたらす菩薩として信仰されてきました。

つまり、宇宙に想いを馳せながら、秋の忘れられない1日を過ごすには、おあつらえ向きというわけです。

「上を向いて遊ぼう!」

今年はとくに、メイン会場で展示されるアートに注目。

宙フェスの合い言葉「上を向いて遊ぼう!」のように、頭上に広がる夜空を見上げながら、移り変わる夜空と作品たちを楽しみましょう。

空と水面に浮かぶ「月」

そして、屋形船「嵐響夜舟」も登場。夜空と水面に浮かび上がる月を眺めると、まるで宇宙遊泳しているような気分に浸れるかも。

鎌倉時代の亀山上皇が詠んだ歌に「くまなき月の渡るに似る」とありますが、これは嵐山で月夜の晩に船遊びをしていたときに見た月の美しさを表現したものだそうです。

遠い昔の京都を思い浮かべながら見上げる空も、また一興。

ち、地球を救え!?

法輪寺の展望台からは京都の街と星空が一望できるのですが、そこに星や宇宙をテーマにした「宙×カフェ」コーナーを設置。

宇宙や星になぞらえた食事やドリンクもたくさん。

「宙フェス2017 〜ここにしかない景色〜」は、10月8日(日) に開催。入場料は600円。未就学児は無料(嵐響夜舟は別)。

美しい月、夜空を見上げながら京都・嵐山でしか味わえない秋の夜空を旅してみては?

Licensed material used with permission by 宙フェス実行委員会