豪クイーンズランド州のリチャード・アンダーウッド自然保護区で撮影された、キタケバナウォンバットの母子(2017年7月19日公開)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】オーストラリアの自然保護当局は19日、絶滅が危惧されるキタケバナウォンバットに子どもが誕生したと発表した。キタケバナウォンバットは現在、野生下では250頭ほどの生息が確認されているのみだが、一方で保護活動プログラムが順調に動き出している。

 キタケバナウォンバットの子どもが誕生したのはクイーンズランド(Queensland)州のリチャード・アンダーウッド自然保護区(Richard Underwood Nature Refuge)。同保護区は8年前に設立され、現在残っているキタケバナウォンバットの生息域2か所の一つとなっている。

 クイーンズランドのスティーブン・マイルズ(Steven Miles)州環境相は、「この小さな子どもの誕生はこの生息地にとって重要」だと語り、「この保護区が繁殖の成功にとって適切な条件を備えていることを示している」と述べた。

 キタケバナウォンバットにとっての主な脅威は、野生のイヌ、病気の他、餌が競合するカンガルーの存在などが挙げられるという。
【翻訳編集】AFPBB News