この姿から一転、坊主頭に

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“ジュリ〜〜!”

 往年の女性ファンが黄色い声援を飛ばしたのは、沢田研二(69)がロングヘアでスマートだった若き日の写真に、だった。

 7月16日、NHKホール(東京都渋谷区)でデビュー50周年記念ツアーがスタートしたのだ。冒頭、ジュリーの幼少期から現在までを辿る映像が流されたのだ。

 そこへ登場したジュリー、以前から太ってはいたが、それに加えて坊主頭なのだ。

「もう『勝手にしやがれ』で帽子を投げ捨てる、あの仕草もムリかしらねえ」

 とはファンのひとり。

「もちろん、髪を切ったことは知ってたわよ。舞台をやっていたのね。勝新太郎が若い頃ヒットさせた『悪名』のその後をジュリーが演じたんだけど、坊主頭であの体型だから、同じ勝新でも座頭市みたいだった。でも、もう少し髪も伸びてるかと思ったけど」

この姿から一転、坊主頭に

 そこはジュリー本人も自覚しているようで、ステージではこう宣っていた。

「もう1カ月経つけど、年のせいか伸びてこない。この頭のまま日本中を行脚しなきゃならない……」

 数え年ならすでに古稀のジュリーだが、「あなたに今夜はワインをふりかけ」に始まり、「勝手にしやがれ」や「TOKIO」はむろん、ザ・タイガース時代、PYG時代のシングル50曲、そしてアンコールの「いくつかの場面」まで2時間半、全51曲を歌い上げた。不思議なことにその艶やかな歌声だけは変わらないのが、さすが稀代のボーカリストである。

「そうなのよ、だから今でもライブに来るのよ。ジュリーの生の歌声を聞きにね。姿は見ないようにしてるけど」(前出のファン)

 ツアーはNHKホールを皮切りに、来年1月26日に再びこの会場に帰ってくるまで、全国60カ所、66公演が予定されている。

「けっこう走ったりジャンプもしたりするから、年明けはもうちょっとスマートになってるでしょうね。髪も伸びるだろうから、ハッとしちゃうかも」(同) 

「週刊新潮」2017年7月27日号 掲載