あいさつする文大統領=19日、ソウル(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は19日、青瓦台(大統領府)であった国政企画諮問委員会による「国政運営5カ年計画」の発表の場であいさつし、「引き継ぎ委員会なしに難しい条件で(新政権は)出発したが、ようやく国らしい国の土台ができつつある」と述べた上で「国民が主人として扱われる国、全ての特権・反則・不公正を一掃し、差別と格差を解消する正義の大韓民国を作る」と表明した。

 また文大統領は就任からの約2カ月間、国政介入事件で崩れた国を立て直して国民の生活を取り戻すために努力したほか、韓米首脳会談や主要20カ国・地域(G20)首脳会議などによって外交の空白を埋め、世界の中での大韓民国のポジションを固めたと強調した。
 ほかに、旧弊と不正腐敗の清算、防衛産業の不正根絶のための協議会を運営すると明言。雇用創出に国の全ての力を注いでいるとして、最低賃金の引き上げや零細中小企業などに対する支援対策も準備したと説明した。
 南北関係に関しては、朝鮮半島問題の主体は韓国であり、北朝鮮の核問題解決のために国際社会と協調する一方、離散家族の再会や南北軍事会談の提案など南北関係改善のための措置も始めているとして、南北関係改善が北朝鮮問題解決の役に立つだろうとの見解を示した。
 今回の国政課題を選定する過程については、政府が主導した過去の慣行から脱し初めて国民参加型で行われたと紹介し、「きょう発表した国政運営5カ年計画が、新たな大韓民国に向かう設計図と羅針盤になる」と述べた。
 その上で、「新政権はこの案を官庁別に実践可能なものに整え、確定する手続きを経て、国民との約束を責任をもって実践する」とし、「毎年末に大統領主宰の国政課題報告会を開いて細かく点検し、国民に報告する。履行過程も国民と共有すると約束する」と言明した。
 文大統領は政府が20日からの2日間、国政運営計画を支える5年間の国家財政戦略を議論することを明らかにし、「間もなく新政権の国政運営の骨組みを完成させ、スピード感を持って実践していく」として国民に協力を呼びかけた。
ynhrm@yna.co.kr