英中銀が新10ポンド札お披露目、ジェーン・オースティンの肖像

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[ウィンチェスター(英イングランド) 18日 ロイター] - 英イングランド銀行(中央銀行、BOE)が18日、19世紀の小説家ジェーン・オースティンの肖像が描かれた初のプラスチック製10ポンド札を公表した。これまでに最初の10億枚が製造され、9月に一般流通が始まる。

18日は、オースティン没後200年に当たった。

英中銀は昨年、ポリマーフィルム製の5ポンド札を発行。耐久性に優れ、偽造が困難としている。

オースティンは、処女作で出版社から10ポンドの前金を受け取ったことで知られる。新紙幣には代表作「高慢と偏見」の一節が印刷され、視覚障害者が触って識別できる印も付いている。

紙の紙幣の耐久年数が約2年なのに対し、新10ポンド札は約5年。現在流通しているダーウィンの肖像画付紙幣は、来年上半期中に法定紙幣としての役割を終える。

ただ、昨年発行された5ポンド紙幣には微量の動物性脂肪が使用され、菜食主義者や一部宗教団体から批判が出ている。今回も同様の材料が使用されていることから、BOEは、2020年の新20ポンド札製造までに、これに代わる製造法を開発するよう努めていると説明した。