大量のカフェインが含まれていることで避けられがちなコーヒーですが、実は絶大な健康効果を宿しているのは知っていましたか?実際にハーバード大学では、1日に3〜5杯のコーヒーを飲んでいる人は早死にのリスクが減ったという結果も報告されています。この記事では、コーヒーの健康効果についてご紹介していきますね。

カフェインの鎮痛作用で偏頭痛を緩和

神経の興奮作用があるカフェインは、眠気を覚ますため就寝前にはおすすめされていませんよね。ですが、カフェインには「覚醒作用」と同時に「鎮痛作用」も含まれているのです。カフェインの鎮痛作用は、脳の血管を収縮させる働きがあります。偏頭痛などで感じる頭痛は、脳の血管が膨張していることが考えられます。カフェインを摂取すれば血管の膨張を抑制し、頭痛の軽減に効果を発揮してくれるのです。また、この効果は頭痛の緩和だけではなく、脳梗塞などの生活習慣病の予防にも働きかけてくれますよ。

クロロゲン酸による抗酸化作用

クロロゲン酸 は、「コーヒーポリフェノール」という名前で呼ばれていることもある有名な健康成分です。ポリフェノールの一種であるクロロゲン酸は、細胞の酸化を防ぐ抗酸化作用を持っています。この抗酸化作用は、身体中の細胞が酸化(老化)していくのを防ぎます。例えば脳細胞の老化を防げば、認知症やアルツハイマーの予防になりますよね。他にも、皮膚の老化を防げばアンチエイジング、内臓の老化を防げば健康な身体をキープすることができます。クロロゲン酸は主にコーヒーから摂取できる栄養素ですから、積極的にコーヒーを飲むことで体中の老化を防止することができるのです。

フェルラ酸で善玉コレステロールを増やす

クロロゲン酸は、体内に摂取すると「カフェ酸」と「フェルラ酸」に分解されます。このうちフェルラ酸には善玉コレステロールを増加させる作用があるとされています。善玉コレステロールが増えればコレステロール値が減少し、血管が詰まるのを防ぎます。その結果、動脈硬化を防いで心臓にかかる負担を減らし、高血圧や心不全といった心疾患のリスクを防いでくれます。


writer:さじや